第1回安全講習【ジハイドロゲンモノオキサイド】
1.はじめに
この記事はジョークです。実際の物事に対して異を唱える意図はございません。
身の回りの物事が伝え方次第でどう変わるかお楽しみください。
2.今回の講習対象
今回、安全講習を行うのは「ジハイドロゲンモノオキサイド」についてだ。
これは通称「一酸化水素」や「DHMO」と呼ばれる化学物質だ。水酸とも呼ばれている。
酸といえば、硫酸や硝酸など危険な化学物質が思い起こされるであろう。
何を隠そう、硫酸はこの水酸を用いて作られているのだ。
3.ジハイドロゲンモノオキサイドの危険性
硫酸の例でも多少理解したとは思うが、この化学物質の何が危険なのかについて説明していこう。
・「温室効果」を助長している。
我々の住む地球において度々挙げられる地球温暖化の原因の一つは「温室効果ガス」であるのはご存じだろう。そんな温室効果ガスの中で有名である二酸化炭素よりも強力な「温室効果」を持つのがこのジハイドロゲンモノオキサイドである。
なんと、温暖化の60%ほどがジハイドロゲンモノオキサイドによるものである。
しかし、誰もジハイドロゲンモノオキサイドの排出を抑えようとしない。
・火傷の原因となる。
ジハイドロゲンモノオキサイドを触った者の中には火傷を負った者がいる。
彼らは少なくとも1週間はその痛みに耐えなければならなかった。
また、天ぷらを作っていた女性が加熱発火した油に対し、このジハイドロゲンモノオキサイドを投入した結果、顔に重い火傷を負い、緊急搬送されたケースもある。
それだけではない。
火事が起きた後にはジハイドロゲンモノオキサイドが大量に現場に残っているらしい。
これが偶然だと考えられるか?
・依存性が高い
ジハイドロゲンモノオキサイドにも依存症というものがある。
依存症になってしまった彼らからジハイドロゲンモノオキサイドを取り除いてあげると、
たちまち彼らは死んでしまった。
また、取り除かなくてもジハイドロゲンモノオキサイドの摂取をやめると数日のうちに死んでしまった。
これはジハイドロゲンモノオキサイドを一度でも摂取してしまうと生きるためには摂取し続けなければならない証である。
特に夏はジハイドロゲンモノオキサイド依存症での死亡例が多いため、摂取してしまった場合は注意が必要である。
また、犯罪者の全員がこのジハイドロゲンモノオキサイドを摂取していた事実がある。
・地形をも変える
液化したジハイドロゲンモノオキサイドは大地をも削ってしまう。全国でその猛威の傷跡を確認することができる。
・機械の誤作動や故障につながる
少量のジハイドロゲンモノオキサイドであっても、電気回路を持つ機械の性能を下げるのは容易いことである。
それだけではない。自動車のブレーキ性能を下げることさえ起こすのだ。ジハイドロゲンモノオキサイドのせいで1.5倍も制動距離が伸びるとも言われている。
・ステルス性能が高い。
ここまで説明した危険性を持ちながら、ジハイドロゲンモノオキサイドは無色透明でありさらには無味無臭である。そのため、無意識のうちに吸引して志望してしまうケースが多い。
4.なぜ規制しないのか
ここまで危険であるジハイドロゲンモノオキサイドはなぜ規制されないのか。
むしろ規制するどころか山に大量に蓄えていたり、タンクに大量に詰めていたり、我々の足元のさらに下の管に隠されていたりする。挙句の果てには南極や北極の陸にも潜んでいる。
そして、工場の冷却に使われたり、農薬散布で使われたり、原子力発電所にも使われたりと頻繁に使用されている。
そしてジハイドロゲンモノオキサイドは川や海に垂れ流され、世界を巡っている。
規制されない理由は簡単だ。
金に繋がるからである。
5.まとめ
今回はジハイドロゲンモノオキサイドの危険性について説明してきた。
政府の金稼ぎのためにこんなにも危険な化学物質が放置されていたことがご理解いただけたと思う。
これを読んでいるあなたはジハイドロゲンモノオキサイドについて法で、世界で規制すべきだと考えるか?
私はあなたの賢い選択を期待している。
次回は人間を2番目に多く殺している生物に対しての講習をしよう。