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損保/損サがヤバい→じゃあどうする?→〇〇〇起業家が最適解

損保/損サをヤバいやばい言って危機感をあおる、保険業界の「イケハヤ @iHayato」を目指そうか悩んでいる、3月までは損保マン、4月からは霞ヶ関マンです。

さて、新コロ・・・こいつはやっかいですね。最近、わたしは散々と

損保ヤバいよー

特に損サ(損害サポート、損害サービス、事故係、損害、査定部門)という保険金支払部門がAI代替で大変になるよー

人員最適化という名の人員削減(リストラ)くるよー

と脅してきました。

じゃあ、どうすればいいのか??

じゃあ、どうしたらいいんだって話を今日はしたいと思います。
あくまで個人の見解なので、正解不正解があるわけでもないですし、参考にしていただくもよし、そんな訳ないだろって怒ってコメントをいただくもよし、私はこう思うって議論開始いただいてもなんでもOKです。

さて、結論から言うと、

企業内で起業家精神をもって働くこと

これが最適解だと思います。

たぶん何とかしなきゃと思って真っ先に思いつくのは以下の4つではないでしょうか?でも、安易に以下は回避した方がいいのかなと思います。

・ちょっと将来不安で考えたけど、今の勤め先=企業に(何となく)とどまる

・会社を辞めて起業する

・転職する

・会社にとどまるOR思い切って辞めてしまって資格取得を目指す

やばいよやばいよって思ったら結構、すぐに行動する派の人は会社をやめちゃいますよね。ホリエモンや中田敦彦さん、キングコング西野さん等々、多くのインフルエンサー達は起業を勧めるので無理はありません。

クリエイティブな仕事をしたい、プラットフォーマーになりたい、やりがいのある仕事をしたい、嫌な上司や同僚、取引先と仕事はしたくない

⇒辞める

って発想になると思うのですが、ちょっと待ってください。
「損保」経験や「損サ」での「保険金支払い」経験を生かして何をやるのですか?何がやれるのですか?何の価値を生み出せるのですか?(他の業界の方は、「」を自分の立場に読み替えてみてください)

価値を生み出せる、というのがポイントです。

価値を生み出せるからお金が稼げるんです。自戒の念も入るのですが・・皆様は価値を生み出せていますか?その仕事はあなただからこそできる仕事ですか?あるいは平均的な労働者の仕事の1.5倍程度、もしくは2倍の価値を生み出せていますか?

あなた:もちろん当然、価値を生み出せている(^_-)-☆


っていうひとはもうこのnote読まないでください。

あなた:いや、価値の創出とか言われてもあんまり自信ない。

って人は、もう少しお付き合いください。

そうなんです。新型コロナウイルス=COVID_19 Pandemic があってもなくても、AI代替も進んでいたわけなので、

一般的な労働者の仕事ぶりしか、もしもあなたが(私が)できていなかったのなら遅かれ早かれ、今の仕事はなくなっていた(る)のではないでしょうか、ごく近い未来の話です。

1.5倍や2倍の価値を生み出せている人は、やはり人間にしかできない業務や、イレギュラーな処理を人間がやるぞっていう時に力を発揮してほしいので、仕事がなくなることはないでしょう。それ以外の人は・・

価値を生み出せない人が、今の会社をやめるのはリスクがかなり高いのではないでしょうか?

好きなことを仕事に、好きなことだけして生きていく

って
耳障りのいい言葉が一時期流行りましたが、当然ながら全員に当てはまるわけではありません。自信ありますか?私は、、そんなにないです。


冗長的になりましたが、とにかくすぐに思い切って退職しちゃうのはリスクがあるんです。

リスクと言う言葉は機会なので、プラス面もマイナス面もあるのですが、マイナス面が大きいと私は思います。


じゃあどうするか、企業内起業家です。

企業内にとどまり、起業家精神を持つ、と言う発想に行きつきます。簡単です、今の勤め先で、自分の武器を作る、これだけです。

今の仕事プラスαをたくさんやっていくイメージです。

私が保険会社時代に5年前くらいからやっていたことを、参考までにお伝えしましょうか。

第一段階

・(留学経験もワーホリ経験もないけど)英語を勉強しておいて、英語アピールを周囲にしておいて英語キャラになる


これ、めっちゃおすすめです。

英語系の研修、出張、イベント、業務なんでも話がくるので、活躍のチャンスが格段に上がります。英語力も会社のお金でタダで伸ばせるし、コスパがよい。

いろいろイベントに参加していてやる気があるひとだと思われるので、考課もよくなりがちです。英語やりましょう。

第2段階

・英語キャラをいかして、やる気のある社員だと思われているので、社内広報や取材を受けて社内で有名になる

社内営業ともいうのかもしれません。社内に顔を売って、覚えてもらって、会社から投資をしてもらえる人材になります。

ここも重要です。そうです会社のお金で、会社のバックアップで自分を成長させるんです。第1段階で成功しておくと、第2段階も割と簡単に移行できるはず。

私の場合はTOEIC400点から900点にあげました!自己研鑽頑張ってますアピールで、どうやってスコアを上げたか、とか、どう仕事に生かしているか、とか将来のキャリアプランは?とか取材を受けました。

第3段階

・キャリアプランを考える。

はい、急に抽象的になりました。

ここがターニングポイントだと思います。会社で有名になると会社はいろいろと投資をしてくれます。あの研修を受けてみたらどうだ?あの難関資格をとってみたらどうだ?あのポストを狙ってみたらどうだ?

会社も自分を応援してくれるようになるので、自分にスキルと自信がついてきます。自己肯定感がハンパなく上がっています。ここまでくると、お世話になった会社に対して別の感情が芽生えてきます。

最終段階

・会社の力に頼らなくてもわたしはやれるんじゃないか?
企業内起業家の完成。

ここまでくると企業に残るのもでるのもあなた(わたし)次第です。

仕事が嫌だなって思ったら別のポストに手を上げたら割と実現するんじゃないでしょうか?
だって会社はあなたのことを認めてくれています。

仕事が好きだって思ったら、今のポストでおおいに働いたらいいんじゃないでしょうか?
AI代替とかなってもあなたはリストラされません、だって会社はあなたに投資もしていますし、投資した分をこれからの働きで回収してもらいたいんですから。

仕事が嫌でイヤで仕方無いから、辞める、って思うならそれはそれでいいんじゃないでしょうか。
惜しまれつつ会社を去る、これはいいと思います。転職はうまくいくでしょう、起業は運の部分が大きいでしょうか。

企業内起業家になると、自由なんです。自分でキャリアを選べるんです。

私はと言うと、会社のお金でMBA(経営学修士=アメリカンな経営者を目指す人たちがとる学位)を修了しました。社費MBAってやつですね。

これを目指すために、第2段階が私の場合はMBAで、その投資をしてもらうために、第一段階の英語キャラを獲得するべくTOEIC対策なんてつまらない勉強を結構やりました。もうやりたくない、TOEIC LRはつまらない。基礎力は上がったけど。

MBAをとる、とった、の前後で、海外出張や国際会議などの経験をさせてもらえる機会が増えて、英語キャラの地位は安泰になっていきました。

その結果、私は今 霞が関 にいます。唐突感あり?

お世話になった会社への恩もあれど、もっと英語を使って、GAFAやBATなどのプラットフォーマー達とわずかでも接点をもてる仕事がしたくて転職をしました。

気づいたら霞が関マンになってました。

民間からの転職で、給料や福利厚生等かわった部分もありますが、仕事の内容に満足しています。だって自分で選んでいますからね。

企業内起業家から、どこかの府省庁内起業家になりました。

結果的には新型コロナウイルスで大不況、民間大手も倒産リスクあるでしょうから、公務員って安泰なので、より結果オーライな転職だったのかも、とも思っています。

仕事内容の充実+安定、プライスレス。


まとめ

私は転職を進めているわけではありません。

企業内で武器を作る起業家、目の前の業務だけをこなすだけではなくていかに自分が目立つかを考える起業家精神を持つ、そんな企業内起業家を勧めています。ちなみに企業内起業家を「推し」てかれこれ2年くらいになります、私は。意外と軸がぶれない男、です。

私の場合は武器を無難に英語を選びましたが、DXとか医療研究とか手に入れる専門性、とがらせる牙、武器はなんでもいいと思います。

損保/損サの人のみならず、すべての企業勤めをする人に、もしくは企業勤めを検討中の就活生たちに捧げます。

企業内企業家たれ


以上

社費でMBAを取らせてもらって損保マンとしての未来もあったかもしれないけどきっぱり見切りをつけて今は霞ヶ関で働く元損保マン より