大学生活をもう一度送るなら

これから大学生になる人たちに向けて

 大学に入学した途端、目の前には数えきれない選択肢が現れます。その中から、自分が望むことを見つけ、選択していくということはかなり難しいことだと思います。
 少しでも、参考になればと。

サンプル1 わたし

みなさんが出会う大人は「大学時代遊んでおけばよかった」とか、「大学時代勉強しておけばよかった」と、何かしら後悔している人が多いと思います。
私は入学当初から、大学という環境を用いて「自分の価値観の境界線を広げたい」という思いから、何事も選り好みせず、様々なことにチャレンジしました。
勉強、遊び、海外インターン、夜の仕事、ひとり旅、ヒッチハイク。

さまざまな人との出会いや経験を通して、僕は自分で90点くらい付けられる素晴らしい大学生活を送ってきたと思います。両親をはじめ、たくさんの人に迷惑かけ、わがままを聞いてもらいましたが、やりたいことは全てやり切れたと思います。
少し恥ずかしいですが、私の大学生活を簡単にまとめてお見せします。

私の大学生活
2018年(1年) 
軽音部入部→退部, 学業, それ以外何もしないプー太郎
2019年(2年) インドで半年長期インターン(カフェ) 帰国後、EU移民問題ゼミでガチる
2020年(2.5年-3年) 半年休学 USCPA勉強スタート コンビニバイト 親父の工場で仕事
2021年 (3年-4年) 就活 USCPA勉強 キャバクラバイト
2022年(4年-4.5年) 卒論 長期インターン(VC)

 プー太郎期間さえなければ100点だったのですが。笑
 入学してすぐ、軽音楽部に入りましたが、「右に倣え」の風潮が強く、人に合わせるのが大の苦手だった僕は早々に部活を辞めてしまいました。
 2年目はインドへ長期インターンしに行きました。英語力も飛躍し、インターンで貯めたお金で休日はインド旅行。最高に楽しかったです。一方真面目な話をすると、3ヶ月程した頃に、自分に回ってくる仕事について「誰がどんな話をして作ったものなのか」という点が分からないことに物足りなさを感じました。そこから、仕事を作り出す中核の意思決定、すなわち経営に携わりたいと考え、帰国後USCPAに出会いました。
 3年目は勢いで半年休学しましたが、やることも特になく、USCPAとバイトをして過ごしました。このバイトで、今まで仕事を舐めてた分いろんな痛い目を見て、学ぶことができました。長期的に見れば無駄ではなかったと思います。 
 4年目は就活とUSCPA、キャバクラのバイト。キャバクラを通し、自分を商品としてお客様を満足させるという接客の奥深さを学びました。
 4.5年目に、はれてUSCPA合格と就職内定を獲得し、新たに長期インターンを開始。心理学についての卒論を書いて無事卒業しました。

 上記の一つでも欠けていたなら今の自分はなかったと思います。
 一方、同級生としょうもない遊びをする機会はもう少し積極的に取るべきだったということは正直心残りではあります。

大学生活を経て得た知見


留学について
・大学時代の貴重な一年を留学に割くのは勿体ないです。大抵の人が手に入れるのは浅い交友関係と少しの言語力。前より素敵になって帰ってきた人をみたことがありません。
・適切なスキルを磨けば、いつでも遊べるし留学できます。大学時代はそこに向け、学びにフルコミすべきです。

遊びについて
・同級生と狭いコミュニティの中で、くだらない内輪で盛り上がる経験は留学より貴重です。(ただし1年で十分です)
・酒と女は貧乏なうちに耐性をつけましょう。大人になってこれらに溺れるのは正直ダサいです。

学業について
・基礎教養などの単発講義の内容は使う場面がなく、いくら頑張ってもすぐ記憶から消え去ります。単位を取るためと割り切り、コスパ良く受講しましょう。「いや、それでも」と向学心がある人なら、積極的にアウトプットの場を作りましょう。
・一方、一つのことを深く学べるゼミは真剣に取り組みましょう。卒論は財産だと思います。
・仕事に繋がる学業も大事ですが、大学生だからこそ、将来に関係ない内容も一つくらいは深く学ぶと面白いかと思います。
私は、卒論では会計とは関係なく、心理学に取り組みました。本当にやってよかったと思います。

バイト
・バイトより長期インターンの方が就活にもつながり、有意義です。
・一方で、きついと言われるバイトも一度はしっかりやってみましょう。一段と人間性が磨かれます。

休学について
・大学は四年じゃ足りません。場合によっては休学も駆使しましょう。
・やりたいことを明確に。1年のうちから自己分析はしておきましょう

私の思う、最も充実した大学生活

これまでの経験を踏まえ、これからの大学生におすすめしたい大学生活は、

(1年) 借金してでも全力で遊ぶ&自己分析する

(2年) 海外インターン半年経験&何か興味のあるゼミに打ち込む

(休学)きつい仕事 or 起業 
つまり泥臭いことをやる

(3年) インターン2社目, 社会で役立つ資格の勉強, 就活

(4年) 就活, 卒論, 恋人作って遊ぶ

こんな感じが理想です。

・本就職までに2社ほどインターンして自分の適性のヒントを得る。
・大変な仕事を期間限定でガッツリ経験する。学びが多い
・期限を決めて全力で遊び、インターン、学業を通して学びとお金を貯めるというサイクルを4年間回し続ける。
・恋と遊び(主に酒)も一度は失敗しておく。笑

ポイントはこの辺りかなと思います。

まとめ
いかがでしたか?
客観性を度外視し、断定口調で私のかなり偏った主観を書かせていただきました。読んでいて不快な思いをさせてしまったなら申し訳ありません。

・正解のない大学生活について、1つの解答例を提供するため
・私と似た志向性を持った新学生が、仮に居たとして、その人の背中を押すため

これがこの記事の目的です。

これから大学生活を迎えるあなたへ
正解はいくらでもあります。純粋で心優しいあなたは、時に周りの目が気になって自分のやりたいことを躊躇してしまうかもしれません。

まわりのノイズに惑わされないで

自分の心に従って、悔いのない大学生活を送ってください。

あなたの大学生活が、輝かしいものになることを心より願っています。

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