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人生はじめてのもくもく会を主催してみて

本日、人生で初めてもくもく会を主催しまして、反省などもあったのでnoteに残したいと思います。今回は『福岡インターネットもくもく会』と題して、エンジニアに限らずSNS投稿やYouTuberなども参加できるテーマとして開催をしました。

もくもく会のノウハウ自体は以下のようなnoteに先人たちがまとめてくれていますので、これから開催する方は参考になると思います。僕もこれを参考に『ゆるく、自由に、コミュニティにしない』というのを意識して開催しました。

集客は知人やTwitterのリツイートで集まってくれた

イベントを開催するときに誰もがぶち当たる不安は「人が来てくれるんだろうか…」という問題です。これは先のnoteにも書いてますが「たとえ参加者0人でも自分1人でももくもくする」という覚悟を決めていたので、特に気にしていませんでしたが、やっぱり参加者が多いほど嬉しいものです。

結果的に初回にも関わらず7名で開催することができたのですが、うち1名は僕の友人に参加してもらい、もう1名は入居しているシェアオフィスのFGNの事務局さんが連れてきてくれた形で、0→1の壁を早めに超えることができたので以降の方も参加申込しやすかったのかなと思います。

またTwitterでの案内を普段よくしてくださっている方々がリツイートしてくれたので(普段のツイートはほとんどエンゲージないのですが、これは8リツイートもしてくださった)、1,000人以上の方の目に触れてもらうことができました。

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もくもく会として盛り上がるか

飲み会ではないので皆んながギャハハ笑うような盛り上がり方は誰も求めてはないと思うのですが、本当に全員がただ黙々作業して時間になったらバイバイは流石に寂しいなと思いました。

そもそももくもく会をやる意義って「モチベーションをあげたい」とか「ちょっと誰かに相談したい」とか「悩みを共感してほしい」というゆるい繋がりが得られる事だと思います。

なので主催として求めていたのは「もくもくしつつも初対面の参加者同士が質問したり雑談したりする空気感」。これは僕の友人が参加してくれたこともあって今回は作れたかなと思い、今後も継続して大事にしたい空気感だなと思いました。

これは日本特有かもしれないのですが「今は本に集中しているから質問するの悪いな」という遠慮が出そうだなと思ったので、今回は僕から積極的に相談や雑談をするようにしました。

基本は2時間ずっと同じ席なので隣になった人とくらいしか話しにくい距離感なのですが、トイレや飲み物を買いに行って帰ってきたときに作業しているPCをのぞいてやってることを聞いてみる、というのが自然に他の人も入ってきやすくてよかったかなと思います。

人に心を開いてもらうコツ

えっとまず僕はコミュニケーションのプロでは全然なく、どちらかというとぼっちのコミュ障よりだと思う(飲み会で居場所なくなったりする泣)のですが、飛び込み営業をやっていまして『初対面の人といかに距離を縮め心を開いてもらうか』というのは書籍などでかなり研究しました。

多くは上記の本がベースになっているのですが特に

・相手の持ち物に質問する
・相手との共通点を見つける

というのを意識していて、例えば「あっ!その時計って〇〇ですよね!」みたいな質問をしてあげると(相手はそれが好きで身につけていることが大半なので)「よくぞ聞いてくれた!」と喋ってくれることが多いです。

ちなみにこの「あっ!」と相手がちょっとビクってするくらいの勢いで聞くのがコツとされていますが、これは瞬時に話の主導権を握る必要がある飛び込み営業ならではのテクニックかもしれません。

また相手との共通点探しという点について、これはこの本ではないのですが皆んなが意識せずとも仲良くなる秘訣として知っていることですよね。

何かのイベントで「では今から2分間の間にペアになった人とできるだけ多くの共通点を探してください」というアイスブレイクをやると一気にその人との距離が縮まります。やっぱり人間は男も女も共感したい生き物ですよね、うん。

ランチ

今回は日曜の10:00~12:00という時間帯で開催しました。過去のもくもく会が(休みの午前を充実させようという観点からか)土日はその時間帯に開催されていることが多かったのでそうしました。

ただここでぼっちが気になるのは「え、終わった後に皆んなで飯たべる感じかな…」ですよね!(え、私だけ⁈)その気まづさを回避するために午後や夕方開催にする作戦もあったのですが、構わず午前に決行。

結果的に今回はランチに7名中6名で行くことになったのですが、結論から言うとこれは「行きたければ行きたい人が行けばいい」に尽きると再認識しました。

一緒にイベントに参加して少し仲良くなったからって、その後に必ずランチを一緒に食べなきゃ行けないとかって変だと思うし、そういう恒例にはしたくなかった。けど気があって仲良くなったならせっかくの出会いをもっと深めたいですよね。

個人的に恋愛にしろ仕事仲間や友達にしろ、もっとオープンに出会いの種が広く蒔かれる文化になればいいなと思ってます。日本はかなり仲良くなるか、もしくは義理の形でないと食事に行かないイメージがあります。逆に(特に恋愛では)食事に行く=結構踏み込んでいいみたいな風潮があるのかなと。だから入り口が高くて、その後のハードルは低いみたいな大学みたいな人間関係が多いなぁと思っていて、もっと軽い知り合いが軽く食事するのが普通になればいいなぁと思っています(何の話だっけ)。

話をもくもく会に戻すと、「終了後に食事にいく機会が用意されている上で行く行かないはその場の雰囲気や各自の選択に任せる」のがいいのかなと。やっぱり人間数人集まると合う合わないって絶対出ると思うので(けどITやプログラミングなどの共通点がある前提で集まっているので普通よりは相性は良いと感じました)。

仲良くなれるか

ここからは僕の個人的なコミュニケーション能力の反省になります(笑)。想定よりも雑談などが生まれランチも行くような会にできたものの、やっぱり(ここ最近までコロナで家に引きこもってたこともあり)コミュニケーションのすれ違いは何回か起きました。

まずランチのお店を(知っているお店が土日で休みだった関係で)会場から徒歩10分くらい離れたところに選択してしまったのですが、やっぱり提案したとき「え、遠くね」という雰囲気がありました。そこで普通に「あ、やっぱ遠いっすよね(^^;)近場でいいとこ知ってます?」とか聞ければ良かったのえすが、強行してしまったので遠かったし急に話しながら移動するモードは”ゆるさ”とは離れてしまったなぁと反省しました。

またマスクをしているってやっぱり結構でかいなと思いました。目から上だけだと表情によるコミュニケーションが取れないし、人によってはシャイに見えたりクールすぎて見えたりするのかなと感じます。何より口元の笑顔が見えないだけでも空気って結構変わると思います。

定食屋について(腹が減ってたから元気なかった説もありますが)皆がマスクを外した時から会話が弾み出したなぁと感じました。

なんかさっきの飛び込み営業時のコツの話に戻りますが、1対1でのコミュニケーションとグループでのコミュニケーションって違うなぁと昔から感じていて、その人ひとりに質問したり話しても、周りが付いていけなかったり興味なかったりすると全体的に白けてしまうので難しいなぁと感じています(さんまさんは踊る御殿とかでこの点のプロというイメージ)。

かと行って自分の話ばかりを周りにするのも嫌だし。

だからこそ、こう言う場ではその場にいない第三者をネタにしたり愚痴で盛り上がったりしやすいという背景があるのかなとここ数年の研究で見えてきました。でもそうなりたくはないですよね?

全員が共通のテーマや関心を持っていれば盛り上がりやすいと思うのですが、そうでない場合でも場の会話をリードし盛り上げる奴っていましたよね、大学の飲み会とかで。ああ言う奴って単純にすげぇなって思うし嫉妬しちゃいます(^^;)

嫉妬って良くないって色んな本で言われるんですけどねぇ。やっぱり自分に持っていないものを持っているライバルとかいるとしちゃいますよね。

ということでどうでも良い持論から戻ると、今回は『まだまだ自分のコミュニケーション能力の向上の必要性』を感じさせられる機会が何回もあったってことです。全体的にはイベント主催として合格点なんだけど、まだまだできるようになりたいよねと。

まとめ

ということで今回のもくもく会の反省をみなさんに活かしてもらうためには、先人たちの知恵を大いに活用しつつ、基本のベースにある「やりたいからそうする」という気持ちを大事にして数を重ねていくと良いゆるい場ができるのかなと思いました。次回以降も週一ペースで定期開催しようと思うので、数を追うごとにより楽しい場にしていければと思います。

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