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かなり前に行った本屋 ワンダーランド(美濃太田)

はじめに

今にも記憶の彼方に消えそうだけれど、なぜか画像等が発掘された本屋について書くのが「かなり前に行った本屋」とします。今回は2015年のシルバーウィークに行った、美濃太田の本屋。

ワンダーランド

岐阜にいる知り合いとの有楽苑見学を翌日に控えたタイミングで、美濃太田へ行っていました。ちょうどこの時は名鉄岐阜近くに宿を取っており、さらに広見線の特急運用撮影のために始発から動いていたので、この際行ってしまおうと、広見線、太多線を乗り継いで美濃太田へ。Google先生に記載されていた開店時間より早かったのでふらついたあと、店へ。

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ワンダーランド 外観

開店時間になっても開かないので、扉に書いてあった番号に電話。その後開いて中を見学。タバコの匂いがする店内、岩波文庫系の本が少々ヤケていたのを覚えています。かつて書き殴っていた怪文書(当時も簡単なメモ程度を宿に戻ってから書いていたみたいです)によれば、横尾忠則の棚があったとの。また、「横尾忠則のブックカバーを使っているというのをネット記事で見た」旨言ったら、ブックカバーとして切る前の紙を頂きました。こちらについては自分よりも価値を知っている方に譲渡してしまいました。自分が持つよりも、その価値が分かっている方の手にある方がいいと思いますので...

当時買ったのは、『死へのイデオロギー』と『桃の花が咲いていた』の2冊。『桃の花が咲いていた』の方は、山之口貘入門として結構いいかなと思います。装幀もしっかりしているので、持ち運びして曲がったりはしませんし。


2020/05/06 追記

どうやら2016年に店主が亡くなったため、閉店となったようです。

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