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早稲田古本屋案内1

虹書店


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虹書店 外観

神田・本郷など東京には多くの古書店街があります。個人的に東京の古書店街でかなり気になっていた早稲田古本屋街について少々回ってきました。

まずは虹書店。おそらく副都心線の西早稲田から行くのが近いでしょう。表には均一棚。よく見ると...価格が1桁違うような...たしかに20円・50円でしたが、ここまで安い均一棚はそんなにないです。広島の大学堂で50円棚は見ましたが...均一棚は軍事関係が比較的多めでした。

店内に入ると、韓国・朝鮮系の専門書、社会主義・アナーキズム系の本、社会運動(学生運動・労働運動など)。反対側は軍事、沖縄、アイヌ。虹書店、かなり沖縄関連本、多いです。現地に行けば沖縄関連本が非常に多い古本屋、BOOKSじのんなどありますが、都内ではかなり珍しいかと思います。本を買うタイミングで店主と話す。沖縄関連本を置き始めたのは、とある先生との交流がきっかけとのこと。早稲田大学にかつて、琉球・沖縄研究所があり、そこに所属している研究者も結構来ていたとのこと。また、社会運動系の本について、ここ最近アナーキズムが振り返られることがあり、見に来る方も結構いるとのこと。かつては韓国・朝鮮に関する本はかなり多かったが今はだいぶ縮小、その代わりになのか、沖縄関連本が増えていったということでした。

後日学生時代の恩師にここの話をしたところ、以前かなり本を買いに行ったいたとのことでした。


今回買った本

今回買った本は、『コタンに死す』『若きアイヌの魂』『沖縄書誌総覧』『私の沖縄戦記』の4冊。前半2冊は、かなり前に向井豊昭関係の批評で名前を見た鳩沢佐美夫の本です。一度は読んでおかねばと思い、購入。『沖縄書誌総覧』はそこまで迷わず。沖縄関連本が充実していたため、ピックアップとなりました。『私の沖縄戦記』は、店主からのプッシュに負け、買いました。


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