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「部下に手柄を立てさせることがマネージャーの役割だと知れ」と教わった


シリコンバレーの管理職セミナー

サンフランシスコに住んでいたころ、僕は小さな広告代理店でカメラマンとして働いていて、何年か経って新人が入ったとき、写真の師匠でもあるボスが、僕にManager Seminar(管理職講習)を受けるよう取り計らってくれた。

(ボスは日本生まれの中国人。のちにアメリカ国籍を取った、とてもいい人だった)

さすがシリコンバレー界隈、セミナーは小さくとも講師はバークレー大教授やハイテク企業メンタルヘルス専門家、超有名広告代理店共同経営者など、豪華な顔ぶれだった。

で、最初のひと言からわかりやすくて衝撃的だったーー、

「部下に手柄を立てさせることがマネージャーの役割だと知れ」

次のふた言目がまたすごかったーー、

「同じ結果を〝笑顔で〟出す優秀な人間はいくらでもいると知れ」

あとは心理学ーー〝人のやる気を引き出す〟方法と〝自分の感情をコントロールする〟やり方を、18ヵ条くらい教わった。

たった90分の講習だったけれど、おかげで僕は「いい人間になろう!」と思うようになった

20年以上前のことだけど、さて? この国はどうやっているのだろう?

Thank you so much for reading!
 
LOVE and PEACE,
MAZKIYO

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