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モノの価値は持っている人が決める

最近読んだ本の紹介をしよう。タイトル「心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ」。簡単に説明すると、自分が所有している「ガラクタ」を捨てて、幸せな生活を手に入れようというものだった。(ここで言う「ガラクタ」とは何も役にも立たないのに、しがみついてるものをいう)

普通の断捨離本とは違い、内容のほとんどが「心」にフォーカスされている。具体的な捨て方も載っているがそれよりも、執着・不安・劣等感・プライド・後悔など、心を縛り付けている感情に向き合い、ほんとに必要なものなのか考えようというものであった。どうしても人間は、臭いものには蓋をしたくなってしまうものだ。私もこの本を読んで部屋のガラクタ処分をやってみたが、中々進まないので、ゆっくり処分していきたいと思う。

さて、タイトル回収だが、大切な考え方である、本の中にも記載の

「高価なもの(みんなが認めているもの)≠(自分にとって)価値がある」

という考え方である。そんなのわかってるよと思うが、出来ている人は少数ではないかと思う。例えば、値段が高かったからという理由で、何年も使用していないのに捨てられないものを持っていたりしないだろうか?口コミサイトで評価の高かったご飯を食べに行ったが、自分の口に合わなかったことはないだろうか?高級車が自分にとって運転しやすく快適な車だろうか?

他人からどう見えているかよりも、自分がどうありたいかを改めて考えるきっかけの本になりそう。


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