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たんす屋
2023年6月12日 22:14
チンギス・ハーン=義経説というのは、もちろんロマンなわけですが、この2人の異常人に共通する点が多いのも事実です。源義経が戦場にデビューするのは、宇治川の戦い。木曽義仲に幽閉された後白河法皇を助けに、主戦力の範頼軍が矢合せみたいなことをやってる間に宇治川を馬で渡って、驚異のスピードでそのまま京都の市街地になだれ込む。電撃戦ですね。平家との決戦、一の谷の合戦では、またも小戦力で迂回軍を指揮し、有名
2023年6月12日 22:07
「スピード命」の戦いこそが、モンゴルの戦い。チンギス・ハーン存命中の短期間であれだけ領土を拡大できたのも(その後もっと広がりますが)、あの騎馬軍団あってのことです。結局西洋と東洋とつなげちゃった。何千年という人類の歴史で、他ロシアとアレキサンダー(一瞬ですが)くらいしかやってないわけですから、これは人類史上の最大の事件なわけです。補給が不可欠な近代戦ではこうはいきません。モンゴルは補給とか関係な
2021年4月11日 15:53
(前編から続く)最初にその存在に目をつけたのは、源頼朝ではなく、後白河法皇だったのではないでしょうか?源平という2つの武家貴族を手玉にとり、権力を操ってきた彼が、都になだれ込んできた木曽の田舎武者・源義仲に宣下したのがきっかけです。武家にとってこれほどの名誉はないという褒美の意味ですよね。ただ、頼朝は将軍の持つ、もう一つの意味に着目していました。それは対異民族時代の名残りで、支配地に幕府とい