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たんす屋
2021年4月11日 15:53
(前編から続く)最初にその存在に目をつけたのは、源頼朝ではなく、後白河法皇だったのではないでしょうか?源平という2つの武家貴族を手玉にとり、権力を操ってきた彼が、都になだれ込んできた木曽の田舎武者・源義仲に宣下したのがきっかけです。武家にとってこれほどの名誉はないという褒美の意味ですよね。ただ、頼朝は将軍の持つ、もう一つの意味に着目していました。それは対異民族時代の名残りで、支配地に幕府とい