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【4Cヨーリオン】ver.22.8.27

以前、【4Cヨーリオン】に関する記事を書いて

その記事のアップデート版を書こうと思ったのですが、
いかんせん書くペースが遅すぎて、書いている途中でデッキレシピが更新されてしまう。だとか、環境が変わってしまう。といった問題点が発生してきてしまったため、大型の記事の一部として最新の構築を載せるのではなく、その都度記事を書き、最新版の構築を紹介するという方針で行きたいと思います。

大した文字数のない記事を書くのは個人的に気に入らないのですが、こればっかしは仕方がないですね…

特段、成果があるわけでもないので仰々しい感じはしていたのですが、以前当たった対戦相手の方から「4Cヨーリオンの記事はあるだけあった方がいい」と言われたので、僕の記事も少しは需要があるのかと思い、投稿数を増やしてみようかと思いました。

と、言うわけでThe Last Sun予選晴れる屋秋葉原店で勝った時の構築を紹介します。

レシピ

何故か【バント】の項に載せられていたので、なかなか見つけられませんでした。。。

以前の記事に載せていた構築と比べて《エラダムリーの呼び声》のサーチ効果を生かした構築になっています。

解説

まず使用感ですが、可もなく不可もなく。
そもそも【4Cヨーリオン】自体が適当に強いカードを突っ込んだだけの束なため、細かい構築で何か変わったりは無いように感じます。
どう構築しても《創造の座、オムナス》は強いし、《レンと六番》は強いです。

一枚一枚を事細かに解説していくと恐ろしく時間がかかってしまって本末転倒になるので、申し訳ないのですが掻い摘んで解説していきます。
ここに書いていないことで聞きたいことある人はTwitterとかで質問してください


・《敏捷なこそ泥、ラガバン》

全体的にマナベースを青から赤に寄らせて1ターン目の(赤)要求を正当化しました。
サイドアウト率も非常に高いですが、流石に序盤に出せたゲームでは活躍し、相手の除去を吸い取ってくれます。
序盤の露弾きとしては非常に優秀。
一応、相手のカードを奪える可能性もありますが、あまり期待しない方がいいです。

・《耐え抜くもの、母聖樹》

あまりにもマナスクリューが多く、デッキ自体が後半戦に強いため、しっかりとマナを伸ばして後半に繋ぐため追加の土地を用意しました。
それでも土地が2で止まって負けることがあるため、まだ増やしたい気もしますが、そこは割り切ることにします。
基本的にこのデッキが負ける時は土地が詰まる時です。
一度だけ《レンと六番》で使いまわして勝ちました。

・《とぐろ巻きの巫女》

個人的には一押しカードですが、
・若干《敏捷なこそ泥、ラガバン》が減少していること、
・メインに多くのカードを採用して枠がなくなってきたこと
を理由に減らしました。
強い場面は少ないですが、弱い場面は無いため、枠が余るようであればどんどん突っ込んでいきたいです。

・《ニッサの誓い》

《とぐろ巻きの巫女》を削って代わりに入れたカード。
小回りの効くマナコストのため、《とぐろ巻きの巫女》よりも使いやすい場面は多いが、クリーチャーではないので壁にならない。実に一長一短です。
このカードの最大の利点はプレインズウォーカーを任意のコストでキャストできるところ。
フェッチ+《平地》+《レンと六番》という惜しすぎる初手が渡されることがよくありますが、このカードを置いておけば回避できます。
もちろんレアケースですが、キャストできる確率を少しでも上げることができる点は評価できます。
「3枚を見て1枚を拾う」と言う効果は《思案》に近いものがありますが、使ってみると予想以上にスカリます。
そうじゃなくても「スペル、スペル、土地」とかだと選択肢が1択しかなく、《地勢》に毛が生えた程度となってしまいます。
サーチ効果自体にあまり期待しない方が精神安定上良いです。

・《黒曜石の焦がし口》

この日は大して活躍しませんでしたが、メインに入れることで【ウルザトロン】に対する勝率は明確に上がります。
そうでなくても「4/4飛行」というスペックはフィニッシャークラスで完全に腐ることはありません。
《栄光をもたらすもの》と比べたら見劣りしますが、しょうがないです。

・《仕組まれた爆薬》

【独創力】が急激にシェアを伸ばし始めたため、手っ取り早くトークンを流せるカードを増量。
余裕があったら【ヨーグモスコード】や【想起ラクドス】のようなデッキにも入れます。
そうすることで《ファイレクシアの十字軍》や《戦慄の朗詠者、トーラック》のような致命的なメタカードで負けることが減ります。が、よくサイドインするのを忘れます。

・《激しい叱責》

ミラーはどうしても引きの勝負になる上、《約束された終末、エムラクール》を引いたかどうかの結構くだらないゲームになるため、少しでもミラーの勝率を上げるために入れたカード。
ですが、【カウンターモンキー】のようなしっかりとクロックを用意できて、明確に盤面を作れるデッキでないと、ただ1ターンを凌いだだけで何も変わらないため結構微妙なカードでした。
どうやってもミラーでマウントを取るのは引きの強さだけだなと実感。
その他のデッキに対しても中途半端な効力しか発揮しないため、このデッキには合わないカードな気がします。

・《ドビンの拒否権》

【独創力】、【カスケードクラッシュ】、【リビングエンド】、【バーン】、【ヨーグモスコード】、【ウルザトロン】などなど…
結局のところ、一番頼りになるのは《否認》でした。
《否定の力》で止められてしまうことのないように打ち消されない《ドビンの拒否権》を優先。
多色カードが多く使える利点はしっかりと使っていきます。


総評

メインに《黒曜石の焦がし口》、《忍耐》を採用し、シルバーバレット戦略をより意識してみました。が、まぁ明確に強くなったような感覚はないです。
とはいえ、弱くなった感覚もないのでこの辺は完全に好みですね。
冒頭でも記述しましたが、このデッキは「モダンリーガルで強いカードを上から順番に詰め込んだ」だけのデッキなので基本的にはどう構築しても、それ以上でもそれ以下でもなくなります。

と、言うわけで【4Cヨーリオン】を構築する際の1個のサンプルとしてご活用ください。
もっとちゃんとした記事も執筆中ですので、頑張って終わらせますm(__)m

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