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潮干狩り

GWの思い出。友人家族に潮干狩りに誘われた。

インドアand家族で私以外誰もアサリを食べないので潮干狩りとは一生無縁の人生だろうなと思っていたけど、こどもたちにたくさんの原体験をさせてやるのが良い親というものである。まあ食べなくても海の生き物の勉強になるかと思い、あわてて100均で熊手やらバケツやらを買って準備した。

潮干狩りの朝は早い。朝5時に起き6時に家を出た。なんで平日より早く起きなきゃならんのだと思ったが、午後には潮が満ちてきちゃうからだそう。なるほど知らんかった。

潮干狩り場で友人家族と合流し、いざ干潟に入場する。ヌトヌトしていて歩きにくい。100均で買ったビーサンだと足がとられて歩きにくいことを知った。ミス1。

干潟を歩いていると、早速4歳次女が「足が汚れるから嫌だ」とびっくり発言をする。じゃあ普段保育園で泥だらけになっているのは誰?と思いつつ、すっかり心折れた次女を連れテントに避難。アサリは妻と長女に託して優雅におやつタイムに入る。ピュレグミの食感が干潟のヌトヌト感と似ててお菓子のチョイスを間違えた。ミス2。

なんやかんや最後はがんばりアサリとハマグリをバケツいっぱいに採り、友人家族と温泉に寄って帰る。「温泉行くよー」と言うとむしろ三毛田家のメンバーにはこちらがメインのようなテンションの上がり方だった。非アクティブがしっかりと受け継がれている。

男湯には私と友人と友人長男。友人長男は5歳だが、やはり男子は興味があることが違う。どの電車が好きだとか、海の生き物の豆知識とかそんな話をしていた。お魚クイズを出されたので、私もお返しにクイズを出す。

「宇宙には空気がないけど、どうやって太陽は燃えているんでしょうか?」
「えーなんか木の棒とかいっぱいあって燃える?」
「ブッブー。正解はおじさんの魔法で燃やしてる、でした」
「……わかんないけど、それが嘘ってことはなんかわかる」
「おじさんが死ぬ前に魔法の力を伝授してあげるよ」

などと嘘問題を出していたら、彼は帰ってからちゃんと正解を調べていたらしい。情報をすぐ信じない賢い子に育つな。

翌日、ハマグリを焼いて食べてみたらきちんとお腹の調子が悪くなったのだった。ミス3。

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