日記 ちゃはーん
今日はなにもやるきがでない。なぜなら今週いっぱいがんばったからだ。もうかん字にへんかんする力もでない。ただでさえ月末はとてもいそがしいのに、11月のさいごの日、つまり金よう日に私は仕事を休んだのだ。
どうして仕事を休んだのか。それは金よう日に6才次女のようちえんで「はっぴょう会」があったからだ。次女がピーターパンのげきをやるんだという。そういうことなら私はなにがなんでも仕事を休まないといけない。
なんのためにいつもいっしょうけんめいにはたらいているというのか。こどものかわいいすがたを見るためでしょうが!今年どの有きゅう休かがあと2日しかないとしても、私は見に行くのだ。7才長女も小学校を休ませて、カメラをいっぱいじゅうでんして、家ぞくみんなでおうえんに行くのだ。それがわが家のほうしんだ。
次女はときにピーターパンのともだちとしてネバーランドで海ぞくにつかまえられたり、ときに人食いワニとしてフックせんちょうにおそいかかったりしていた。じゅうおうむじんのだいかつやく。セリフはかんぺきだったし、大きい声もででいたし、ようちえんの中で一ばんかわいかった。あんなに笑がおでつかまっていいのだろうかと思うくらいにニコニコとしていた。
私はうれしかった。次女がとても楽しそうにしていることが。てんじょうてんげゆいがどくそんの次女があんなにきちんと役をこなしていることが。おわったあと、たくさんほめて、それで夕ごはんは次女が食べたいところに行こうと思った。たくさんがんばったのだから、大好きなラーメンやさんでもびっくりドンキーでもどこでもつれて行ってあげようと。
それで次女に「どこに行きたい?」ときくと、次女は「マック!」といった。どうしてマックなんだ。「今日はなんでもいいんだよ?」と言っても「マックがいい!」と言う。でも私は次女の考えていることがわかった。そうだった。次女はハッピーセットのおまけのマリオカートのおもちゃがほしかったんだった。
それで、家ぞくみんなでハッピーセットをたのんで、ピーチとヨッシーとピンクゴールドピーチとルイージをつれてかえって、家でドラえもんのえいがを見て、おふろも入らずにみんなでねた。大人もつかれていたからそのままねた。
そして今日、なんにもやるきがでない。つまがこどもたちを歯いしゃにつれて行ってくれているあいだに、私はおひるごはんにちゃはーんをつくった。私がてきとうにつくったちゃはーんがおいしくできて、こどもたちがおかわりをしてくれてうれしかった。
そして夕ごはんはやきにくにしようと思って、おにくを買った。やきにくはいい。とてもおいしいりょうりのわりに、実はなんにもじゅんびがいらないからだ。手がこんだりょうりよりも、ホットプレートをだすだけでよろこばれるしんじつ。でも、それでいいのだ。よろこばれることが、なによりしあわせなのだ。