VIVANTのビッグウェーブに乗り遅れたみなさんへ
世の中には二種類の人間がいる。
VIVANTを見ている人とVIVANTを見ていない人だ。
昨日、私は見ている側の人間になってしまった。
「え…いつの間に見ている人に?あたいに一言の相談もないなんて…キーッくやしい!」などと思ったレディ達、ハンケチを涙で濡らさないでおくれ。ハンケチを噛まないでおくれ。
「アンタァ…俺達、見ていない側の味方じゃなかったのかよ!」とのたまうボーイズ達、まあ、ハンケチにノーズウォーター(鼻水)などつけないでおくれ。
何が起こったか。それは昨日、Tverで第一話を見てしまったのですね。
え?最新話まで見てないのかって?まだ第一話しか見てないのになんでそんな偉そうに語るんだ…って今思った人…手あげて?
うんうん……(スイッチ押したから床に穴空いたよ。ヒューンって落ちて、全身山芋だらけになってもらったけどOK?)
はい、もうここからは、まだ全く見てない人に向けて書きますけど。
VIVANT気になるけど、録画もしてないし、今さらこのビッグウェーブに乗れないよ…VIVANTトークで盛り上がってる輪が羨ましいよ…という貴方よ、ご安心なさい。我らのTverが全話配信をやってくれているぞ。
これを見ない手はない。いつまでもハンケチが涙と鼻水と涎まみれになってる私じゃないぜ。
ということで、昨日第一話を見た。
ここから下、VIVANT(第一話)のさわりだけ紹介するので、それも回避したい人は戻ってくださいね。
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主人公は堺雅人演じる乃木憂助。丸菱商事という商社でエネルギー事業部の2課課長を務めている。名刺を見せて「うわっエリートじゃん!」と言われていたので、多分三菱商事とかの一流商社なイメージっぽい。
乃木はエリート商社マンではあるのだけど、同期では一番成績が悪い。その辺、ちょっと半沢直樹とはキャラが違うかも。鞄の中は書類がぐしゃぐしゃで、それを落としたかと思ったら机に頭をぶつけたり、なんか焦ってて頼りない。でも、実はただものじゃない感じもチラホラ垣間見えるんだよなあ。
丸菱商事はバルカ共和国(架空の国。モンゴルの東の位置)の企業と再生可能エネルギープロジェクトを進めていて、その企業へ着手金を送る。乃木がしっかり確認して1,000万ドルを送ったつもりが、実際に振り込んだ金額は0ひとつ多い1億ドルだった。そしてそれは乃木の責任だとされてしまい、誤送金を取り戻すために乃木が単身バルカ共和国に乗り込むことになる。
ただのビジネスの出張だったはずが、なんか途中、砂漠に置いていかれちゃったり、テロ組織と接触しちゃって、そこから謎の「VIVANT」に関係する諸々の調査に巻き込まれていったりして…乃木が…乃木が…逃げて〜死なないで〜!という話になっていく。チンギス(バルカ警察)がとにかくしつこくて草。
このドラマ、普段は映画の主演をするような俳優がたくさん出てくるし、ただの連ドラでこんなに車壊れるっけ?ってくらいパトカーとか潰されていく。急にTBSは予算かけてどうしちゃったんだろう。ドラマ制作の稟議書の0を一桁間違えたのかな。
まあ、アクション映画的な迫力があってえらいこっちゃで面白いです、VIVANT。まだ見てない人も今ならTverで見れるのでぜひ。これが言いたいだけの記事でした。
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