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#ゆたかさってなんだろう

noteの #ゆたかさってなんだろう のコンセプトをあまり知らないまま、ハッシュタグを付けていたが、なんとわたしが長年付き合っているひふみ投信の企画だった。

そもそも投資との出会いは19歳のとき、親は認めた国公立大でなければ授業料は出さないと言い、結局入ったのは私立女子大。ただバイトをしていては入学金と授業料返済(親へだけど)目処が立たなかった。そんな時、手伝っていたデザイン会社の社長がふと喋っていたある金融商品に心を奪われた。

それがサラリーマン向け投資信託(つまり富裕者層ではなく一般生活者向け)の草分けとなったさわかみファンド。投信販売=手数料ビジネスが常識だった銀行とは一線を画し、直販により信託報酬を下げることで長期的には普通の勤め人にもメリットがある設計だった。貯金信仰からの脱却を目指し「お金にも働いてもらう」というコンセプトと「長期投資で世の中を面白く」のモットーは服よりもアクセサリーよりも、わたしを惹きつけた。投資信託を買うことは借金を返す具体的手段かつ、わたしを自由にしてくれる方法と感じていた。自由へのロードマップが示された喜びと感謝の想いを手紙に綴って澤上篤人社長(現会長)に届けたところ、社員に採用されるのは数年後の話である。

それはさておき。さわかみから日本の直販投信のベースは創られたと思う。その後、いくつもアクティブファンドは立ち上がったが成果を出し続けるファンドは多くはなく、やっぱり手数料は大きなファクターだった。そうした群雄割拠のなかで、ひふみ投信は群を抜いていた。手数料を払ってでもアクティブファンドのメリットである、大きなファンドでは扱えない中小企業をも網羅するきめ細やかな投資対象範囲と、緻密な投資手法を駆使して危機への対応とファンド価格(結果)が素晴らしかった。何が良いですか?と聞かれれば、免責の上、ひふみ投信をオススメしている。

そんなひふみ投信。ところで、増えたお金は何に使いますか?

お金じしん(お金エネルギー)は使われたがっている。エネルギーは巡ってこそ。でも無駄なものやどうでも良いと思われて使いに出されるのはすごく嫌。

きっと、こうしたい、という人の元にお金が集まるのはこの道理なんだと思う。お金が生きるも死ぬも本人の欲望の鮮度次第。

わたし自身はやっぱり、思いつきで旅に出られる自由をいつも得ていたい。そして好きなものを好きと言える自由、嫌なものは嫌と言える自由も。何より妄想をするにあたって、やはり種銭は必要なのである。

見つけて読んでくださって、ほんとうにありがとうございます✨サポート頂きましたぶんは、あちこち出かけてまたここに書きたいと思います。