自分とは
もし世界に私しかいなかったら、その身体と精神はただの現象に過ぎなくて、
他人と接することで初めて“自分“が生まれるのだろうなあ。
上空からハンブルクの街を見て、そんなことを思った。星の近い夜空から降りれば、数々の光の灯る大きな街。知っている建物も探しながら、世界の都市のひとつ、歴史が紡がれて来たのだなあと眺め入る。
自身の中にドイツという要素がどのようにどのくらいあるのかを考えたとき、この不確実さは自分が誰なのかわからなくなる感覚と似ているなあと感じた。写真を見て、誰だろう?と思うのと似ている。
着陸し建物に入ったらいつもの光景。いつもっていいな。
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