心の余裕とメイク
お盆休みで連休に入る前、寝る前に足のペディキュアの塗り直しと、マニキュアを塗ることにした。
精神を集中させ、落ち着いた気持ちで一気に筆を動かす。
モタモタしているとベタベタして汚い仕上がりになるから。
そして一旦塗ると乾くまで動けない。
何も触れない。
時間にも、気持ちにも余裕がないとこんな事できないよなぁと改めて思った。
メイクもファッションも同じ。
仕事等で急いでいる時と、休みの日の仕上がりの違いは歴然。
女の人が身綺麗にできている時は気持ちに余裕がある。
そうでない時は外見にも現れると思う。
以前、保育園に勤めていた時にビックリするような容姿のお母さんがいた。
スッピンで髪はボサボサ、服装も毎日ほぼ同じでパジャマみたいな感じだった。
当時入園したての2〜3歳だったお子さんは何日もお風呂に入っておらず(おそらくお母さんもではないか)、昨日残したごはん(給食はおかずのみ出る。ごはんは家からお弁当箱に入れて持ってくる)の上に、新しいごはんを乗せてくるような家庭。
シングル家庭ではないが子育てに余裕がないと悩みを抱えていて、保育園側も気をつけて見ていた家庭だった。
そのお母さんが数年後、少しずつメイクもして服装もきちんとするようになった。
お子さんは年長クラスになっていた。
ビックリするほど外見が変わった。
何があったわけでもなく、子どもが大きくなり余裕ができるようになったようだ。
街を歩いているとたまに、子どもが小さく、ものすごく太っていてボサボサ頭のスッピンで歩いているようなお母さんを見かける事がある。
失礼ながら「本当に彼氏ができて結婚できたの?」と思うほどだ。
私もそれに近かったと思う。
時間にも気持ちにも余裕がなかった。
でも本当に自分を構うことができない時期がある。
以前はそうでもなかったのにそのような容姿になるという状況は、女性のSOSなのだと思う。
世の男性たち、浮気している場合じゃないぞ!
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