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宗教の勧誘をしてくる母親との接し方についてカウンセリングで相談した話

こんにちは、まゆしぃ(@mayusee32)です。
反復性うつ病性障害と診断され、抗うつ薬を服用しながら2週間に1回のペースでカウンセリングを受けています

このマガジンでは、カウンセラーさんと話していて気づいたこと学んだことをアウトプットしています。

相談したこと

1,母親を憎んで生きていくのは嫌。
2,私が宗教をやめたことを母親が悲しんでいる
のは事実。その事実をどう受け止めたらいいか分からない。
3,産んでくれたことと育ててくれたことには感謝して生きていきたい。でも宗教に戻るように勧誘してくるのでどうしたらいいか分からない。

背景

私の母は、「エホバの証人」という宗教に入っていて、私も物心ついた時から集会や奉仕活動に参加していました。エホバの証人の主な特徴は

・週に3回集会に参加する
・家庭訪問して、宗教の勧誘を行う(奉仕活動)
・宗教に入っていない一般の方とは仲良くならない
・誕生日やクリスマスのお祝いはしない
・国家や校歌は歌わない

このような方針があった影響で、私は同級生の友達は0人だし、部活に入ることも許されなくて、楽しい青春時代は送れませんでした。高校2年生の夏、私はふつうの人生を自分の人生を歩みたいと思ってエホバの証人を脱退することにしました。母親には「それならお母さんは死んだ方がマシ」と大声で泣かれました。それから16年・・・母親とはまともに会話していません。

そんな母から2020年4月、1通の手紙が届きました。

コロナが蔓延してこの世の終わりが近づいてきた。
宗教に戻ってきなさい。

という内容で、この手紙を読んだ時にもう母とは和解できそうにないなと悲しい気持ちになりました。そのあたりから、仕事のストレスも重なりうつを発症しました。

対処法

私の担当カウンセラーさんの意見は、こうでした。

憎む気持ちがあるなら、憎む気持ちはそのままにしておくと良い。無理に距離を縮める必要はない。

だから感謝しないとかではなく、「感謝する気持ち」と「憎む気持ち」を並列で持っておくとよい。感謝の気持ちを伝えたり感謝の手紙を書くのは、まだ私の気持ちの整理がついていないから、今はしない方がよいと思う。

母から勧誘の手紙が届いて一喜一憂してしまうのは、母と気持ちの距離が近いから。私は母親のことを好きみたい。

例えば、カウンセラーの○○さんがその手紙を読んでも何も思わない。私が母親のことを気にかけていたり、好きな気持ちがあったりするから、勧誘の手紙を受け取った時に動揺してしまうのではないか(納得)。

私が宗教をやめて母が悲しんでいる事実は、消化しようとせずにそのまま放っておくとよい。カウンセリングルームに置いて行ってもいいよ。

うん、そのままにしておこう。無理に消化する必要はない。

自分で自分のことを認めあげる。

自分で自分のことを認めていれば、母親が悲しんでいることを気にしなくなると思う。何かを判断する時に、これは「母親の価値観?」「自分の価値観?」と自分に問いかけてみる。これからは母親の価値観に合わせなくていいんだよ、という話でした。

宗教を続けている母親と、自分が宗教でつらい思いをしてきたことは別で考えられるといい。

これはとてもいい気づきでした。16歳まで宗教の教えを守った結果、たくさんつらい思い悲しいを思いをして泣きました。そのことを、母親にぶつけないで別で考える、という思考にしてみたいと思います。

カウンセリングを受けた感想

今のカウンセラーさんと出会って本当によかったです。自分1人では思いつかないような思考や気づきが得られました。

そして「なんでも相談していいよ」と言ってくれます。「こんなこと相談していいのかな」「これって臨床心理士さんに相談する内容じゃない気がする」と思っても、何かしらの答えを返してくれます。

だから、私もこうやって復習の時間を作って、自分のマインドにどんどん吸収させていきたいです。

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