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靴が合わない?

しばらく前から靴を新調したいと思っていました。
ここ数年は同じデザインの靴を黒、茶、ベージュと色違いで持っていて、時々買い替えに行くというパターン。
カジュアルにもフォーマルにも使えて、スカートにもズボンにも合う、というところが気に入っていました。

ところが、そろそろ買い替えようと思ってデパートに行っても見当たらないのです。別のデパートでも同じく。
たまたま欠品の時期だったのかも? と考えて、間を空けてまたデパートに行ってみましたが、やはりそのブランドが見当たりません。
店員さんに聞けばよいのですが、なぜか気恥ずかしくて聞くことができず、かといって他のブランドのものを見ても、いまひとつ乗り気になれず。

そんなこんなで数か月経ってしまったのですが、たまたま見かけた通販サイトで、そのブランドの靴を取り扱っていました。
私がほしいデザインの靴は残念ながら売り切れていましたが、別の靴が目に止まりました。
リボンのついたその靴は、たしか以前にも買ったことがあるはず。
通販でものを買うのは、実物を見た時に「なんか違う」となりそうで心配なのですが、以前にも履いていた靴だということもあり、さっそく注文。しかも割引価格。これはラッキーでは? と満足していました。

ところがところが。
お昼に商品が届いたので、念のため、試しに履いてみたところ…
む? なんか、きつくないですかね?…
サイズは合っているし、足の幅のサイズも合っているのですが、なんだかやけにぴっちりみっちりします。
うーん?? なぜ?? 新品だから??
よくわからないまま靴を見下ろす私の頭に、YouTubeの語学サイトで聞いたショートストーリーが思い浮かびます…

「あなたはサイズの合わない服を買ったことはありますか?」
「私はセールで白いシャツを買いました。試着した時に少しきつかったのですが、それが最後の一枚で他は売り切れ、店員さんにもよく似合っていると言われ、痩せればいいか、と買ったのです」
「家に帰ってもう一度試着するとやっぱりきつい。結局シャツはクローゼットに入れたまま、一度も着ることなく、最後は妹にあげてしまいました」 

シャツが靴に変わっただけで、同じ状況。
私の場合は店員さんにおだてられたわけでもなく、痩せたところで足のサイズは変わらないのですが。
…さてこの靴、どうしましょうね。
明日また履いてみて考えることにしようかな。
(これを問題の先延ばしと言う)


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