僕ってこんな親切な奴だったか!? (日記その117
・歩いて皮膚科に向かっていると、見知らぬジジイが向かい側から来て「すみません。健康ランドはどこですか?」と尋ねてきた。敬語の使えるジジイとは感心だなと思い、道を教えてあげようと思ったが、正確な位置が分からずおおまかな方角しかわからない。なので、方角だけ伝えて別れた。2分ほど経ってから、よく考えたら教えた方角が違っていることに気づいた。僕は踵を返してジジイが向かった方へ競歩で向う。
「僕ってこんな親切な奴だったか!?」とジジイを追いながら驚いた。自分はもっと他人に関心のない人間かと思っていたけど、実はそうでもなくて、いつも他人が目の前に現れないから他者の存在が僕の中で希薄なのかもしれない。だから興味を持ちにくい。江戸時代の人間が夜中にカップ麺を食べたいとは思わないのと同じだ。外に出て人と関われば他人全般への興味を持てる気がする。
・疲れてくると被害妄想が出る。
ギガ歩きをしてギガ混みの皮膚科やら何やらををハシゴして疲労コンバインの帰り道にロイヤルホストに行った。今日は頑張ったので(頑張れなかった時に罰を与えることはしないくせに)ステーキを食べちゃいます!と思いメニューを見ると、高すぎる。仕方ないのでチキンステーキを注文した。「ロイヤル屋さんに来てチキンステーキて、回転寿司に来て100円の皿を1枚だけ取ってガリをドカ食いする奴みたいですね笑」と思われそうという被害妄想が出た。しかし、最近の繭野は色々な視点から物事を見る訓練をしている。「牛より鶏が好きな人なんて普通にいるんですけど!?」と自身に喝を入れ、被害妄想を論破した。皆さん、これが認知行動療法、つまり、メンタリズムです。
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