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流しにお皿出す時は重ねないでくださーい (日記その120

・流しにお皿出す時は重ねないでくださーい。

・素直さや純粋さと闇への鈍さを混同すると危険だ。

・進撃の巨人の巨人が、巨人の形をしていたことは、すごく意味のあることだったと思う。人類の脅威が巨人ではなく人の形をしていない怪物とかだったら、物語の根底にある人間の不信感とかバカが力を持った結果とか、そういうものを表現しきれなかった気がする。

・阿佐ヶ谷姉妹っていつ見てもたまにうちに来る宗教勧誘のおばさんだ。ちなみに、我が家ではキチガイ(母)に宗教勧誘の相手をさせて撃退している。母は他人を極めて表面的にしか相手しない上に不愉快な人間なので、勧誘おばさんは「信仰しないと地獄に落ちるよ!」と憤慨して帰っていく。動物がお互い大怪我しない程度で喧嘩をやめるのに似ている。どっちも精神科行けば?

・イオンモールに行った。「同世代はみんな、建ててるらしい」と書かれた某建築会社の広告が貼られていた。いい歳こいてこういうやり口の宣伝に白々しさを感じるのはナイーヴすぎるとは自分でも思うけど、やっぱり気持ち悪い。人に物を売るという仕事の性質上、ある種の詐術めいた手口を用いなければいけないのは理屈では理解できるけど。
 自分が働くなら極力そういう真似はしたくないな...。法や良心ではなく、美学に反するし、そういった行為は魂が穢れていく感覚を覚える。

・「自分の気持ちを他人に理解されてたまるか」という妙な意識が少しある。でもそれって「嘘偽りのない丸裸の自分を他人に知られるのが怖い」「無意識の領域に隠している重大な人間性的問題を他者の視点によって暴かれたくない」という臆病さが攻撃性を帯びて転化しているだけな気がする。

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