【戯言】今日のひとりごと(2023/01/13)

今朝、TwitterのTLを見ていたら、
昨今のオタクバッシングに加担する人間に苦言を呈したりしていたが
実際はどちらにも属していたネット論客の「青識亜論」氏が、
いかにも闇落ちムーブ的なツイートをしているのが目に入った。

散々いろいろなメディアに出演している彼でさえ、
このようなことを発言するのか。
本当に今の人文界隈、ネット言論界隈の劣化を感じる。

以下、戯言であるので暇な人だけ読んでほしい。
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そもそも、
敵味方に分ける必要がないのはその場に暴力、口撃力がない場合であって、
かつ、その場を収める勢力(公権力ではなくその場を取り仕切る人間)
がいる場合のみに成り立つのであって、
昨今のような、相手が個人的感情からくる嫌悪感を根拠に、
一方的な攻撃(口撃)をしてくるのであれば、味方を無駄撃ちして
加害することがないよう、敵味方に分けることは大事である。

昨今であれば、一部のフェミニスト(自称)による、
男性嫌悪(ミサンドリー)からくる、オタクバッシング(萌え絵叩き)、
AV新法(当事者を蚊帳の外にした)問題、温泉むすめ(地域経済活性化施策)
への批判、戸定梨花(Vtuber)に対する炎上、真っ当に運営している若年者保護NPO団体への加害など列挙することが多すぎる各種諸問題。

これは区別であり分断煽りや差別の類ではない。
こうしたグループわけが、
これまでも度々されてきたのは歴史が証明していることだろうと思う。

何も、Twitterにいるユーザー皆が皆、
他者を敵味方に分けたがってるのではなく、
そうした必要性が存在するから結果的に分けることにつながっているの
ではないかという視点が抜けている。
またそうした必要性を生んでいるのは誰かという論点も抜けている。

そしてそれは、
そうした言動を行う人間が、その行動を「自意識」で動くか
「他者意識」で動くかという、
論理構成を行うときに必要な部分にも関わってくると思う。

ここで言う「自意識」と「他者意識」を言い換えると、
「自罰的」と「他罰的」という概念がわかりやすい例だと思う。

「女性は感情的、男性は論理的」という言説がよく挙げられるが、
私はこれに懐疑的である。そこに性差はないと思っているから。

だが、そうした論理が生成された根源は、
女性は略語や感情語を使いがち(大抵の略語は女子からくる)であり、
男性はそれらが流通し普及した頃に使い始める、
だからそれらが流通するまでは、
一般的な言葉(略語等ではない)を発することとなり、
結果的に男性の発言は論理的に見えているに過ぎない。
にも関わらず女性のそれと区別するために男は論理的、女は感情的と
いった2元論になってしまうのだと推測する。
発言する際も、
男性は事実>背景・過程>結論・個人的感情という構成で述べるが、
女性は背景・個人的感情>過程>結論・事実という構成で述べる。

論理的言論か感情的言論かという面においては、

感情的発言をしている人間に足りていないのは「他者意識」である

感情的な発言をしている人は大抵の場合、
前提を共有しなくても意図をわかってくれるだろう。
気持ちを理解してくれるだろう。
場合によっては忖度してくれるだろう。
これまではそれで生きてこれたしそれが一般的な人間社会のルールだろう。
これまで通じてきたんだからこれからも誰にでも通じるだろう。
という驕りがあるのではないかとも思う。

これは、
感情をそのまま口から出すことが多い私が言えた事ではないかも
しれないが、戒めとしてここにおいておく。

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