コンプレックスは人とつながるチャンス【コーチング徒然１２】

「おしえてください」
「できません」
「助けてください」

最近の私の口癖だ。
10年前、いや3年前の私が見たら
　
　
「もっと自分で努力しろよ！情けない！」
　
　
そう目くじらを立てていたと思う。
でも、今は違う。

　
ダイエットをして自分の哀れな姿を写真で公開したとき。
私はとても怖かった。
今までは自分の欠点やコンプレックスだと思うところを
表に出してこなかったから。誰かに欠点をつつかれるのが怖くて、
必死でいいところばかり主張して、隠してきたから。

でも、出してみて分かった。
私がさらけ出したコンプレックスを、
たくさんの人が応援してくれたり、
人のつながりをもたらしてくれた。
　
　
コンプレックスという凹んだ部分は
誰かの強みという凸とつながるための
チャンスだった。
　
　
だから私は今
「一人でなんとかして頑張る時期も必要だった」
とわかったうえで、
不完全な自分がいることを認めているし、
そのいびつな形を愛している。

そして不完全さが、
誰かとのつながりを産み、
自分の世界を広げてくれることがうれしくて
コンプレックスをさらけ出している。

コンプレックスは、私と世界をつなぐハブだから。