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会社創立1年。

1年っていうのは、ものすごく短い。
でも、やっぱり長い。

1年前のことが昨日のように思えることもあるし、思えばじわじわと大きな変化もある。

生後1ヶ月の赤ちゃんだった三男を抱っこ紐に入れて、法務局に登記しに行ってからもう1年が経った。
今では、三男はテクテク歩きそこらへんの物を口に入れて感触を研究する。時に携帯の充電器を水没させたりして、みんなを困らせたり、笑顔にしたりしている。
成長したなぁと日々思う。

フリーランスから「MAPS」という名前で法人成りして、今日で1年。
かっこよく言わせてもらうと創業記念日(キリっ)
感じることは、一緒にお仕事をやってくださるパートナー企業、クリエイターさん、、関わっている人への感謝。月並みですが…。お蔭様で、1年経ちました。
これからも、私らしく一生懸命やっていきます。よろしくお願いします。

会社の代表を1年やってみて変わったことは何か。

1つ目。応援してくれる人が増えた感じがする。三児の母で、会社を立ち上げたということで、少しだけ稀有な存在になれて、面白がって昔からの友達や会社員時代の人から声をかけていただく機会が増えた。
これが、本当にありがたい。発信する勇気と、返してくださる言葉でもらう勇気は後者の方が大きいのだ。

2つ目。自分の看板で仕事を受けられるようになった。いや、5年もフリーランスやってるんだから今までもそのつもりだったけど、それよりもっと感じる責任は大きくなった。自分の看板で仕事を受けるっていうことは、自分で払うお金も増えた。クリエイターさんの報酬だったり、サービス、ツール等もたくさん使うようになった。もしも、クライアントからの未払いがあったとしても、自分は外注さんに支払いしなくちゃいけないとか。そういう重圧はある。

3つ目。経理のことがちょっと分かるようになった。12年間の社会人生活の中で断片的だったものが少しずつ繋がってきた、そんな感じ。社会保険って、源泉徴収って、年末調整って、確定申告って。
ああ、あなたたちって、そんな顔だったのね!ようやく見えた!みたいな感じです。
あと会社の売上が私の収入じゃないので、別人格で考えられるようになりました。

4つ目。当たり前だけど、顔が増えた。企画会社を1人でやってるから、経営者としての面、フリーランスとしての面を都合よく使い分けることができるようになった。取材を受けたりする時はだいたい経営者だし、制作会社と向き合う時は、ぜんぜんフリーランスのプランナーだったりする。

どれも、フーン?まあそうだよね笑、という感じですよね。

ぶっちゃけ法人化してよかったのか?よく聞かれるんですが

良かったよ!
社会保険料って高いな~とかは思うけど、日々勉強で刺激的だと思う。
いつかは会社に…なんて思うことがあれば、今やらなきゃあとで後悔するだろうし、もしかしたらこれから正社員になることもあるかもしれないけど、(ないか…?)人生でやったことないことは1つでも少ない方が良いというのが私の考えです。

ちなみに、1年やってみたけど、会社を大きくしたいとは、1ミリも思えませんでした。笑。
自分が責任を持てないことで売上立てたいと全然思えません。
私は「こんな社会を作りたい!」みたいな大きな意義は持ち合わせていないですし、自分や周りの人は1つでもたくさん夢を叶えられたらいいなぁとか、あと、自分が楽しいって思えることとか、いいと思うことを、みんなにお裾分けできたらいいな。ということくらい、でしょうか…。

だから、これからもMAPSとしてのゴールは特に設定しません。私にもロールモデルはいりません。方向性は走りながら考えます。

今は、私の脳みその泉が枯れるまでは、自社事業であれ、受託制作の仕事であれ、ワクワクすること、ドキドキすることを1つずつ丁寧に心を込めて考えて創っていきたいなと思っております。

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