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片づけレッスン日記。お客様の”大きな気づきと小さな変化”

8月に新規のレッスンをスタートさせた0歳くんと3歳くんのパワフル2ボーイズのママさんのお片づけ。

これまでに4回レッスンをさせていただきました。

※8月20日のアップした関連記事はこちらです↓

ご自身のお洋服の次に行なったのがお子様の衣類です。お子さまご自身に判断を委ねるにはまだご年齢が低すぎるので、お客様の衣類の続きとして行なっていただきました。

メソッドに沿って全部の子供服を集めます。お引っ越しの後ということもあり色々なところから集めてくるとお客様も驚かれるくらいの量となりました。

やはり一箇所に集めるのは全体量を把握する上では大事なことですね。

お話をお伺いしているうちにお子様への愛情がとても深いママさんであると感じてはいましたが、きっとその証が子供服の数になっていったのではないか...ということが想像できました。

なので私にはこんなふうに見えました。

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お洋服からたくさんのママの想い❤︎がにじみ出てました!

可愛いものを着せてあげたい、寒さ暑さから守ってあげたい。
汗をかいたらすぐに着替えさせてあげたい。

色々な想いや状況から増えていったであろう子供服たち。

ただこの量となり、その多さに翻弄されることでお客様ご自身の生活が脅かされ余裕もなくなっているご様子が伺えました。それならば適正量にまとめたほうが暮らしは楽になる。

ですがご自身のお洋服の時とは違って手放せるものはほとんどありませんでした。それはお子様のもの=お客様の『ときめき』そのものだから。

これは収納で工夫していくしかないなと考えながら、残していく子供服をお客様と一緒に次から次にたたんでいったのですが、全部たたみ終えるのにかなりの時間を要しました。ただ、結果的にその経験がお客様を変えたのです。

「やっぱり多すぎですね!」と。

一緒にたたんでいるとまだタグがついたままのものを手に取ることが何回かありました。「将来着せよう」とまだサイズが合わないうちに買っておいたものだそうです。ところが今ではサイズ的に着られるはずなのに手をつけていなかったということは;

=その存在が実は忘れられていた可能性がある。
=それはなくても大丈夫だったモノなのかもしれない。
=減らせないと思っていたけれど減らせるポテンシャルがあるモノがある!!
=それらを減らせれば暮らしはもっと楽になる。

こんなふうに考えることもできますよとアドバイスさせていただきました。

お客様の心境に変化が見られたため『収納』は暫定的なものとさせていただき、片づけ後のメンテナンスとして「一度片づけたけれどやっぱりときめかなかった」というモノをピックアップして手放していく、という流れになりました。従ってしっかりとした収納は最終的に量が決まった時点で考えていくことに。

また、子供服というのは大人の服と違い将来お子様が成長するにあたり必然的にサイズが合わなくなって手放していくという性質を持っています。それも合わせてお伝えし、今ときめいてどうしても減らせなくてもこの経験をぜひ未来に活かして欲しいともお伝えしました。

お客様ご自身も「これからは本当に必要な分だけを厳選して買う」とおっしゃっており、すでに購買行動にも変化がみられています。これこそが片づけを通しての学びであり大きな収穫であること、そしてそれがお客様のときめく未来に繋がっていくと信じています。

余談ですが、実は『モノをお迎えする』のは比較的簡単なことなんです。
けれども『手放すことは』意外と難しく、時に多大なエネルギーを必要とします。
ということは最初から簡単にモノをお迎えしないほうが実は未来は楽。

私の場合は大掛かりな片づけ(こんまり流ではそれを『片づけ祭り』と呼んでいます)を経験してからというもの、「モノを買う」という行動の前に必ず「このモノに対して自分はちゃんと責任を持てるのか。このモノと一緒の未来はどんな未来?」などと自問自答する習慣が身につきました。

責任が持てそうにない場合はもちろん欲しくても我慢します。そしてその時の我慢は一過性のものであり、時間が過ぎれば忘れていきます。

不思議なことに過去にそれを考えないで目の前のモノを欲求のままに買った場合でも「買ったことに満足」して『買ったことに関しても一過性のできこと』となりモノの存在は忘れていってしまう、ということが多々ありました。そうして値札のついたままの置物や一度も袖を通さない服などが家のスペースを占拠していったんです。

こんまりさん曰く「モノにも気持ちがある」と思えば、もう二度とその日々には戻れません。

お客様が変わる。

さて話は戻りますが、お客様の変化は様々な側面で見られるようになりました。

まずは玄関。見違えるようにキレイになりました。だんな様も影響を受けていらっしゃるとのこと。嬉しい限りです。

もちろん私は玄関のレッスンなどはしていませんし何も触れていません。
お客様ご自身の気づきが行動となり場所に変化をもたらしたのだと思います。

そんなことを思っていたら、偶然こんなこんまりさんの語録と出会いました。

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お客様のご自宅にお伺いし、ステキに変わった玄関でご挨拶してからお客様が暮らす神聖な空間にお邪魔させていただき、レッスンをする。

私も気持ちが引き締まります。

「玄関、きれいになりましたね」とお伝えしたら、とても喜んでいらっしゃいました。

共に喜びを分かち合えるというのはなんてステキなことなのでしょうか。


では、今日はこの辺で。
また続きを綴らせていただきますね!

※画像及びレッスン内容の記載に関してはお客様の許可をいただいております。

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