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恐ろしく?円満に家族のモノが片づいていく

こんまり流では家族の片づけを強制しません。
あくまで自分のモノを片づける。
これに徹します。

私も『片づけ祭り』は自分のモノと、共有部分は自分がまかされている領域だけに徹しました。

こんまり流を知る前は主人のモノが片付かずにイライラしたこともありました。見ていられず勝手に片づけてケンカ勃発...というイタイ目にあったこともあります。

ただし誤解を招かないようお伝えすると、主人はお洗濯大好き人間、料理も作る、ベランダ掃除も大好き…とここまでは理想のダンナ様なんです。
でも片づけに限ってはとても苦手で、モノを手放すことに罪悪感もあり「捨てる」ができないタイプ 。
こんまりさん曰く、それを私は否定してはいけない。主人には主人の心があり、私とは違う価値観があり、それを尊重すべきだと。

それを理解してからというもの、家の中に”ちょっと目につくもの”があったとしても『家族のモノもおうちの子=主人のものもおうちの子』と納得し、気にしないようにと心がけていました。

ところが、そんな我が家で起こった『青天の霹靂』。

片づけは家族に伝染する

私が『片づけ祭り』を終えるとモノに覆われていた床が登場しました。視覚的に劇的な変化でした。また、共有部分の使い勝手がとても良くなりました。私が色んなところにしまい込んでいたお守りを集め、クローゼットの一角に専用の場所を設けて飾り「マイ神棚」と称し毎朝手を合わせ拝むようになりました。それがとても楽しそうだったらしく、主人はしきりに「それなに?」と気にするようになりました。

ついには私が「誰かにこの素晴らしさを伝えたい!」と鼻息荒くZoomで行われた片づけコンサルタント養成講座に勢いで申し込み笑、受講しました。おりしもコロナで外出自粛、ステイホーム期間中だった事もありテレワークで家にいた主人は授業後の興奮覚めやらぬ私の話を毎回聞くはめになりました笑。

そしてほどなくして「(自分も)こんまり流で片づけをやってみたいなぁ...」と言い出したのです笑。

しかも私が先生でいいらしい...てかやってほしいと笑。

もしかしたらごく自然な流れだったのかもしれませんが、私自身は今までの経緯があるので本気かどうかを疑いましたが(笑)。

でも何度聞いても本気っぽい。
勤務先でこんまりさんと大谷翔平さんのツーショットが話題に上っていたということも主人の記憶に新しく、『こんなに話題になっていることをこの状況で(=家族にコンサル見習いになった奴おるのに笑)何もしないのは勿体ない!』といった感じでしたね。

というわけで気持ちが変わらないうちにレッツ、スタート!!

こんまり流基本の「き」

ではここで、こんまり流の片づけの基本の「き」をここで少しおさらいしておきましょう。

こんまり流の片づけにはある法則があります。
それは;

①衣類→②本類→③書類→④小物→⑤思い出品
という順番で片づけを行なっていくことなんです。

これはお片づけにおいて「難易度」の高いものかいきなりやらないという、こんまりさんの長年の経験からあみ出された考え方に基づいています。

例えば休日の朝。「さあ!今日はお休みの日だから片づけをしよう!」とせっかく意気込んだのに一番最初に着手したのが昔の写真や文集だったとします。
「わぁ懐かしい〜」などど一枚一枚見入ったり読み込んでしまったりして気づけば窓の外は真っ暗。思い出に浸ってばかりで時間が過ぎ、結局何にも片づけられなかった...なんていう経験ありませんか?
私にはありました。

それに思い出のものはどれも唯一無二。間違って手放してしまったらもう二度と戻ってくることはありません。それに比べれば服などは万一間違って手放したとしても場合によっては代替品を新たに購入することもできる可能性があるカテゴリ。そのため片づけにおいての難易度は低い。

そういった比較的易しいカテゴリから始めて、ステップをふみながら経験値を積み上げていくと、最も難易度の高い最後のステップ「思い出品」に着手する頃には感性も研ぎ澄まされ、「懐かしい」とつい見入ったり読み込んだりすることなく、しっかりとモノと向き合い自分との対話を通して「ときめき」で残すものを選べるようになっている、ということなんです。

実に合理的で理にかなっていると思いませんか?

というわけで主人のお片づけもまずは衣類から

メソッド通り、全部の服を一箇所に集めます。

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ここから1着ずつ「ときめく」か「ときめかない」かの見極めをしていきます。

途中試着をしたり「すぐには決められない」と保留にしたりしながら、約3時間かけてようやく終了。

そしてすっきり片付いたクローゼット。

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使い勝手も風通しも良くなりました。

捨てる罪悪感から開放される「ときめく手放し方法」


さて、捨てる罪悪感から解放した「ときめく手放し方」は下記の3通り。

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ただ捨てるのではなく「他の場所で役に立ってもらう」という考え方を当てはめました。

そして一番大事なのは手放すモノたちに今までの「ありがとう」を気持ちを込めて伝えること。

「ごめんね」ではなく「ありがとう」


あまり着なかったものは「衝動買いするな」と教えてくれたから。

似合わなかったものは「今度からこういうのを選ばない」と教えてくれたから。

ヨレヨレになったものは、こんなになるまで一緒にいてくれたから。

「ありがとう」にはそれぞれ一着一着に違う意味があるのです。

「行ってらしゃい、世の中に」また役立ってね、と袋の上からぽんぽんとふたりで触ってあげました。

モノは溜めこまずに循環する。

片づけが終わった主人は、すっきりしたのがだいぶ嬉しくて”うきゃうきゃ”とお猿さんのように(ごめんねでもこの表現が一番わかりやすい笑)喜んでました笑。

なんだかそれを見てとても可笑しくて(笑)思わず吹き出してしまった私。

2人とも笑顔がいっぱいで終える事ができたファーストステップ。

こんまり流を学んでよかったなとつくづく思いました。

まさか主人の先生役をやる事になるとは思いもよりませんでしたが、長年着ていない服でいっぱいだった主人のクローゼットが「恐ろしく円満に笑」片づいたという嘘のような本当の話し。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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