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【141/1096】振り返りをする~可能性から関わる

141日目。今日は、「誰もが自分らしくいられる優しい社会を目指して」~これからの地域共生を考える~というイベントに参加した。森田ゆり先生や中村正先生、松本俊彦先生の講演があり、すごい充実度だった。こういうのがオンラインで聞けるようになったのは、やはりありがたいことだ。


テストの振り返り


子どもが、塾ではじめてのテストを受けてきたので、一緒に振り返りをやっている。
最初だから要領も得ていないし、考える時間もかかるし、とにかく、想定よりもはるかに時間がかかる。
しかも、自分だけではとてもできないので、これは親のやることに盛り込まれてるんだろうなあという感じ。

振り返りは、


やる

何が起きたか?

それはなぜか?

次にどう活かすか?

やる

のサイクルだ。

可能性から関わる

これをやりながら、「可能性から関わる」をやっている。
つまり、ダメ出しするための振り返りではない。
できなかったことを責めるとか、できなかったことを反省するとか、そういうためのものではない。
自分の可能性を拡げ、次に生かすためにするのである。

これがけっこうおもしろい。
子どもはかなり近い存在なので、お互いに感情がもろに出やすい。
なので、感情に乗ってしまうと、可能性から関わるにならない。

感情に乗ってしまうとは?

例えば、算数は私自身がわからない子どもだったので、わからない子どもがどう関わってほしかったか?という観点をもちやすく、励まし、応援しながら、「次はどんな可能性があると思うか?」という話がしやすい。
子どもも、「問題文をちゃんと読んでなかった」「焦ってた」とか自分で自分に起きていたことを冷静に話せるし、
「次は、気になるところに線を引いてやってみる」「見直しをする」などをニコニコしながら、「やってみたい!」という感じで言っていて、
おお、なんか可能性が広がるってこんな感じなんだ!と実感を持った。

ところが、国語は、私はかなりできる子どもだった。
例えば、「問題文から、何文字で該当箇所を抜き出せ」みたいな問題は、間違えた記憶がないくらいで、自分にとっては、超ラッキー問題というか、なぜ問題文に書いてあることをそのまま書くような簡単なことを問題として出すのか?とすら思っていたので、子どもが空欄で答案を出しているとと?????となってしまう。
わからない人の気持ちがわかる人にはわからない、というのは本当で、このとき感情に乗りやすい。
まあ、ざっくり言うと、「なんで(こんなに簡単なのが)できないの?」が出てきやすいからである。
上から目線になりやすく、言ってることの意味が理解しにくくなる。
しかし!!!そんなときこそ、何も言わずに聴く。
子どもの言葉が出てくるまで、じーっとひたすら待って聴く。
じーっとと言っても、沈黙してじーっと見つめたら子どもが怖く感じるので、雑談したり、笑ったりしながらであるが。
そして、こっちの感情も、ひたすら受け流す時間である。
湧いてくる「えー?!なんで?」な感情はそのまま流す。行動(つまり身体)に反映させない。
最終的に、子どもが話してくれてわかったことは
「正解の箇所を抜き出せていたのに、文字をカウントして多くなるので、間違えるくらいなら空欄で出したほうがいいと思った」
という話だった。
なんというもったいないー!!!!という私の感情も、受け流す。
「そうかあ!」と、子どもの話をいったん受け止める。
そして、子どもが安心してから、「それはママはもったいないと思うよ。ママなら、後ろの2文字を切って書くと思う。」などと自分の話をしてみる。
そうすると、子どもも、ふむふむと聞いてくれやすい。

大人が失敗した話を子どもは聞きたい


子どもに話を聞いてもらいたいときには、自分がうまくいった話ではなく、むしろ、自分が子どものときに失敗した話をいっぱいしてあげる。
(失敗談なら枚挙に暇がないのでいくらでもできる)
そうすると、子どもは喜んで聞いてくれる。
あまつさえ、はるか昔に失敗したことを慰めてくれたり、励ましてくれたりする。
子どもは昔の話も、今こことして聞いているからかもしれない。
そして、大人もたくさん失敗して、大きくなっているのだし、
「大人だからって、全部が正しいわけじゃないよ。先生やママやパパが100%正しいということはないんだよ。自分で考えたことを大事にしていいよ」
と伝える。
すると、
「そうなの?大人も間違えるの?」
と言う。

間違えてもいいんだよ


私が子が生まれてから、何度もずっと伝え続けていることではあるが、発達の段階では、大人が間違えるときとそうでないときの区別がなかなかつかないので、大人が言っていることは、全部正しいと思ってしまいがちだ。だから、何度も「ほんとうにそうなの?」と確認してくる。
そのたびに、「そうだよ」と伝える。
全部が間違っているわけではないけど、全部が正しいと言うこともないよ。
いろいろ言う人がいても、自分が考えてやってみたことが一番大事だよ。
そんな話をしたら、
「いっぱい間違えても、やってみるのが大事だね!」
と言っていた。
そうそう、間違えてはいけないと縮こまるより、間違えてもいいからやってみる!が大事だ。

というわけで、テストの振り返りは思っていたよりも、ずっといろんな気づきがあり、面白かった。
時間はとられるが、子どもと良い時間が過ごせたので◎

では、またね。



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