無意味な会話

ある人と話をしていて、わたしはできるだけ正直に、自分のありのままで話をしていたつもりだったけれど、その後に、それが無意味だったと言うようなことを言われた。

すごくショックだったけど、何でもないふりをしてしまった。

とても残念だったし、ああ、伝わらないんだなあと言うのがまた出てきた。
真摯に誠実に会話したつもりだったけど、伝わらなかったんだと思うと、やっぱり残念だ。

けれども、わたしにとって、その会話は無意味じゃなかったなと言うことに気がついた。

その人にとっては、無意味だったのだろうけど、わたしはその会話の中で、勇気も使ったし、真剣に考えたし、誠実であろうとしたし、自分の精一杯を尽くして話せたなと思う。
だから、それは無意味じゃなかったなと気づいた。

そう言う勇気をちょっと出して、自分の感覚を正直に顕すことを練習しているし、それが、わたしが創り出したい世界を彩るのだと思う。
そう考えると、受け取らなかった相手にフォーカスするのではなく、わたしはわたしを大事にすればいいんだなって思えた。
そして、相手は相手の大事にしたいものがあって、それが守られなかったのかもしれない、とも考えられた。

それを分かち合えたらもっとよかったけれど、そこまではいけなかったってことなんだなと思う。

それでも、別に諦めるとか、それで終わりと言うわけでもない。

ただ、今回はそうだったと言うだけだ。

だから、わたしは、やっぱり人生に意味のないことはないんだと思う。
ガッカリしたり、残念だったりしても、何度でもやり直せるし、また次があるし、次がなくても、わたしも相手も大事にしたいものが大事にできるといいながある。

ショックを受けた自分を慰めて、今日は眠ろう。



1096日連続毎日書くことに挑戦中です。サポートしてくださるとものすごくものすごく励みになります◎ あなたにも佳いことがありますように!