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学びはシェアして、より学びになる

昨日、2018年1月から2年間続けてきた「学びのシェア会」がFINALを迎え、クローズした。
ものすごく幸せな時間だった。
第一回目からシェアさせてもらって、全12回、たぶん全部出席し、半分くらいシェアさせてもらった。

発起人の高橋ライチさんの呼びかけの文

「学びのシェア会」というアイディアを
ある日ひらめきました。
即座に3人の友人の顔が浮かびました。
私もアウトプットしたいけど、みんなのアウトプットも聴きたい!
日々各地で開催されている様々なセミナーの中から
時間と受講料を捻出できたものしか、参加できない。
あの人が参加しているあれに、私も行きたい!
この人が学んでいるこれは、私も興味ある!
でもでも、体はひとつ、時間はひとしく24時間、
そして、じゃあ実際に自分が参加できた講座のうち、どのくらい身になっているのか?
そう思うと、新たな学びに手を出すのも気がひけてくる。
膨大な資料が家にたまる一方だけど、手に取ってみると、
処分するにはまだ読み切れていない気がする。
けれど、読み返すタイミングは、いつなのだ。
そこで、
学んできたものの中から、仲間うちでシェアをしあう会をやりたい。
3人の友人に声をかけて、実現しました!
(発起人・高橋ライチのブログ・2018-02-02より)
https://ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-12348807909.html

まさに、このように自分も思っていたタイミングで、声をかけてもらって、飛びついた。飛びついたわたしを褒めたい。
第12回目の最後の学びのシェア会では、「学びのシェア会で学んだこと」を発表したのだが、この2年間で、わたしが学びのシェア会から学び、得たものは、どれも実感と体感をともない、自分を受け入れていくことに繋がっていった。
わたしが発表した内容は、要点をまとめると次の3つ。

・学んでシェアすることで、今の現時点を出し続けることには価値があるんだということに気づけたこと。生半可に出すことに抵抗もあったけれど、安心安全の場で、自分の言葉で話すことで、自分を肯定したり、自信に繋がった。

・対等な関係性を育む仲間と協働できたこと。なんの利害関係も、上下関係もなく、教えるも教えてもらうもなく、ただフラットに、本当の意味で対等な仲間との活動というのは、わたしは学びのシェア会で体験した。(この話をした後に、ライチさんから「お互いを信頼しあうということすらも超えて、尊敬や尊重を持って真剣に関わりあうということをやれたし、やってきたんだということかなと思った」とフィードバックをもらい、ああその通りだなと思った。そういう関係性をわたしも持てたのだ、と思った。

・わたしは、シェアをするお役目があるんだ、ということに気づけたこと。これを仕事としてやっていっていいのだと思えたこと。

ということを10分でまとめて発表し、5分間、呼吸のシェアをした。レジリエンスを高める、自分とつながるための呼吸。自分と繋がれると他人とも繋がれる。学びのシェア会の場で体験できる体感がシェアできたなと思う。

この学びのシェア会のコアメンバーは、5人。
この5人で2019年から出版プロジェクトも発足し、書き残すということにもチャレンジしている。
表現することには、いつも、不安や恐れがつきまとっていた。受け入れられなかったらどうしよう、理解されないかもしれない、こんなこと大したことないかもしれない、というような。
でも、小さな勇気を持って、一歩踏み出してみたら、それはそれは、美しい景色が広がっていたよ、という場所に来た。
最初はこんなところにたどり着くとは思ってもいなかった場所。
そして、一歩踏み出した時には、まだ全然わからなかった。
そんな感じがした。

専門家と呼べるほどの地位にいるわけでもないが、かなり熱心にオタク的に学んできた知識は、外に出してみると、いろんな広がりがあった。
学びのシェア会は、コアメンバーだけではなくて、毎回、新しい人、初めましての方も来てくれていて、毎回、違うメンバーが集まり、シェアを聞いてくださった。その時々で、全然違うフィードバックをもらったし、その一つ一つがとてもありがたいものだった。20分という短い時間でのシェアだったのだが、毎回、準備しながら、あまりまとまらないままに発表したことなどもあった。けれど、その時なりの、現時点を出せたということは、とても大きなことだったんだと思う。そして、それを聞いて、大事に持っていてくれたり、あとから思い出して、あの時まゆみさんが言ってたのはこのことか!と気づいたことをまたシェアしてくれたり、と循環し、拡大していくのをこの2年間でなんども経験させてもらった。

私の学びのシェアでターニングポイントになったと思う発表があって、それを昨日の全体シェアの時間にも言ったのだけど、書いてみたら、もう一つあった。
一つは、「死生観〜なぜ私だけが苦しむのか〜」という現代のヨブ記と言われている本を翻訳した先生の講座に出た時の学びをシェアしたことと、もう一つは、山田ズーニーさんの表現講座を受けて、「別腹」と称して学びのシェア会の本開催とは別に2時間のシェア会をしたことだ。
この2つのことについてはまた改めて書きたい。

ライチさんの「学びはシェアして、より学びになる」というのは本当で、シェアしたことで、私の血肉になり、骨になり筋肉になり、生きる道に繋がっていっている。
学びはとても楽しい。わたしにとっては、学ぶことは生きることだと思っている。

皆さんもどうぞ、自分で学びのシェア会を開いてみてほしい。
きっと、とても豊かな時間が広がることだろう。

私たちの学びのシェア会も、これから形を変えて、ステージを変えて、また広がっていくのだ。

愛しき仲間、学びのシェア会コアメンバーたち♡
シスターフッドって胡散臭いと思っていたけど、本当にあるなと実感できたのはこのメンバーあったからこそと思っています。

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●追記(2020.1.28)仲間のせいこさんのレポートです。ぜひ読んでみてください!


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