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【638/1096】朝を制する者は一日を制する

朝起きたときの、自分の状態を把握する時間というのを大事にしている。
夜、寝ている間に、身体を縮こませる癖が子どもの頃からついていて、いまだにそれは解除されていないので、朝、起きたときにどこかしら力みが入っている。
それは、毎日同じではない。
日によって、全然違う。
だから、毎朝、自分の状態を把握してから、一日を始めるのが大事なのである。
具体的には、今日の息はどうか?ということなのであるが。

この習慣は、4年前くらいからのもので、その前は、朝はたいへんに苦手な時間だった。

まず、朝、起きられない。
目覚ましが鳴ってもなかなか起きられない。
起き上がるのに相当えいやっ!と気合が必要。
そういうのが10代の頃から当たり前で、「自分は朝が弱い」と思っていた。
起き上がっても、ぼーっとしながら動いていて、「やばいっ」と時間に追われるように家を出て、通勤電車で立ったまま寝て、ぼーっとしながら会社につく。
コーヒーを飲んでなんとか覚醒させてから、本日の仕事。
それでも、午前中はけっこうずっとぼーっとしていた。
「午前中にやるほうが仕事が捗る」とよく言われるが、自分にはまったく当てはまらなかった。
午後くらいになってようやくエンジンがかかってきて、夕方から夜にガーっと集中して、残業終わって帰宅すると、ぐてーっとソファーで小一時間休憩。
それからのろのろと夜ご飯を食べて、うだうだしてドラマ観たり、本を読んだりして、深夜を過ぎてから寝る。
でも、けっこうな確率で寝られないので、そこからのそのそ起き上がってパソコン通信とかやりだしたりして、やばい!また朝起きられない!!となって、夜3時過ぎとかになってからなんとか寝る。
みたいな生活であった。
学生時代も、ほぼほぼ変わらない。午前中の授業は、ゾンビ状態だったので。

だから、朝は弱く、苦手だと思い込んでいたのである。(そもそも寝るのが遅すぎるということもあるが)

子どもが産まれてから、強制的に朝起きねばならぬ生活になってから、少しはましになったものの、朝は苦手意識は抜けなかった。

しかし、今は、朝、目覚ましなしにパッと起きる。
この季節だと、たいてい、5時すぎくらい。もしくは4時台の場合もあり。
目覚ましはいちおうつけてるけど、後から鳴る。
朝、起きて、今日の自分の状態を確認する時間をだいたい1時間くらい取る。
体操みたいな身体の調整をして、自分をととのえてから、一日をはじめる。

その日、一日の感じはもう朝わかるので、
身体の状態に合わせて、予定を少し変えたり、調整したりする。
毎日、夜寝る時間は変わるけれども、深夜を超えることはまずなく、寝るときも、スコンと寝られる。
あんなに寝付けなかったのはなんだったんだ?!というくらい、スコンと寝られる。
たまに寝られない日があるが、それも身体のバイオリズムの関係で、今日は寝なくてもいい日ね!みたいな感じで、特に次の日に起きられないということはない。

呼吸を基準に動くと、迷いが少なくなる。
もうそうするしかないから。
朝、今日の自分をととのえて、それで一日を過ごす。
だいたい、午前中、いろんなことが捗る。
なるほど、こういうことかと思う。

ぎりぎりまで寝て、慌てて飛び出して、ぼーっと過ごしていた時とは、かなり一日の濃度が違う。
どちらがいいかは個人の選択だけど、
私は今の方がいい。

では、また。


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