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【933/1096】自分と闘わない

10代から30代にかけて、消えたい自分との闘いに明け暮れていたので、「もう消えたいなー」と思う人の気持ちは痛いほどわかる。
余命を宣告される病気になっているわけでもないのに、なんて贅沢なんだと思う自分もいたけど、この消えたい自分は相当に強固で頑固だった。
なぜそんなに消えたかったのかと言うと、
自分で自分を否定していて、
その存在を認められなかったから、である。

自分を否定して、
自分を嫌悪して、
自分をゆるせない。

受容とは、それをひっくり返すことである。
自分を肯定し、
自分に好きになり、
自分を許す。

自分を否定しているとき、これを「誰か」にしてもらいたがった。
自分のまるごと全部を受容してくれる人に出会えれば、救われるのではないか。

自分と闘い続けながら、ほかの誰かに救いを求めた。

しかし、これは、間違いであったと気づいた。
誰に受容してもらいたいか。
自分自身にである。
この世で、自分以外に自分と一緒にいる人は誰もいない。
ほかのどんなに大切な人であっても、心臓が違う人とは必ず別れがある。
しかし、自分とは、この命が尽きるまでは一緒にいる。

自分と闘ってはいけない。

自分と闘うとは
息を止めることである。
普段、何気なく息を止め、何気なく息を上げ(呼吸を浅くすること)、当たり前に自分を苦しくしている。
このいっさいをやめることだ。

それが自分を受容することそのものである。

だから、呼吸が大事。
自分がどんな呼吸をしているのか、普段の呼吸が一番大事である。

息は生きている限り続く。

では、また。


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