【620/1096】おてんとうさまが見てるよ
自分が「これは悪いことをしている」「ずるをしている」「よくないなと思っている」けども、人にはバレていないからまあいいやってしているとき、
「誰も見てなくても、おてんとうさまが見てるよ」
と言う。
子どもにそう伝えているのだが、
子どもはすごく素直にそれを受け入れる。
だからと言って、ずるをしないというわけではない。
だけど、子どもを観ていてわかったのだが、
「今、自分はズルをしている」ということから、「これはずるではない」という変換をしない。
自分はズルをした、とちゃんと自覚している。
そこは、ごまかさない。
人間ってすごいなと思う。
そうか、ごまかさないんだ。
自分が子どもの頃は、如何に親に怒られないで済むかが大命題だったので、親に怒られそうなことをしたら、徹底的にそれを除去した。
それをすると、ものすごく嘘が上手になる。
自分につく嘘が。
おてんとうさまが見ているよ、とその頃思っていたら、自分に嘘をつかないでいたのかな~?
そこはわからないけれど。
自分に嘘をつかないというのは、すごく大事なことだ。
「誰に嘘をついてもいいけど、自分にだけは嘘をついてはだめよ」
という漫画の中の名台詞があり、10代の頃に読んで、ずーっとそれを覚えているのだが、自分に嘘をついて、何が嘘かもわからなくなってしまったから、きっとその言葉が響いたのだろう。
誰が見ていなくても、おてんとうさまが見ているよ。
では、また。
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