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【1056/1096】息が先

今日は呼吸のお稽古。
水星逆行が終わる直前だからか?お休みが多かったので、マンツーマンでお稽古。
1対1だと、今のこの人に必要なものをずっと出しっぱなしにできるので濃厚になる。

身体をととのえると、息が楽になる。
こんなに吸えて、こんなに吐けるんだ!と気づいたり、こんなに楽に動かせるんだ!そして息も楽だ!と嬉しくなったり。
それは間違いではない。
身体がうまく扱えるほうが、どんどん楽になるから、ととのえることは大事である。
お手入れしない道具は、どんどん使えなくなるのと一緒だ。

だがしかし、身体は完璧にととのう、などということはない。毎日調子は変わるからである。気候の変動にも影響を受けるし。
身体をととのえることをしていると、息が止まったり、つまったりしても、「まだ身体ができていないから」という理由がまかりとおるような気がしてしまう。
落とし穴である。
もちろん私もはまったことがある。
ここがうまくいかないのは、まだうまく股関節を使えないから。
ここは、横隔膜が使えるとできるようになるはず。
みたいな言い訳が、なぜか通ると思い込んでいる。

使えるようになれば、もっと楽になるし、いい感じになるし、使えるようにしていくことをやめる必要はない。
が、今現在、息が止まっているのと、それは関係ない。
息は、止めなければいいのである。
邪魔していることをやめれば、息は止まらない。
身体は息を止めたいということはないのだから。
息を基準に動けばよい。
身体の感覚や使い方は、いままでの癖がべったりくっついているのだから、あてにならない。
その感覚や使い方が、自分を酷使してきたものなのだから。
第一優先を間違えない。
ここは、非常に大事なところ。

息を止めない、詰まらせないとすると、どう動く?というところを今日のお稽古では、みっちり。
自分で考えて動く。
息に聞きながら。

今までの自分を保持したまま、都合よく変わるということはない。

では、また。


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