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口は災いの元/相手に対して思ったネガティブな事をすぐ口にする人は幼稚である。

ある病院の受け付けにて。
会計の際の70歳位の女性の言葉。
「こちらの先生、男なの?女の先生だと思ってたからびっくりしちゃったんだけど〜」
「あの先生はどこのご出身?」
「ここ、いつからやってたの?知らなかったわ」
最後の言葉はまぁ許容範囲ですが、特に最初の言葉に対して、…
それ言っちゃダメでしょう〜、しかもそんな大声で。先生に聞こえちゃう、とハラハラしました。
実は私も初診の時、失礼ながら同じ事を思いました。女性医師を選んで行ったのに、アレ?男性?と。
でも、そう「思っただけ」です。
わざわざ受付で大きな声で聞く事ではないですよね。^^;

話は変わりますが、
以前、やはり年配の女性が、デパ地下のお菓子売り場で、
「これはどんなお味?」と店員さんに聞いていました。
そこは、ひとつのメーカーではなく、各地のお菓子を一堂に並べて販売していたコーナー。
店員さんが「いえ、わかりません」と答えると、「あなた、売ってるからには全て食べてみなくちゃダメでしょう」と。^^;

お店に置いてあるものはぜんぶ味見をしろと?はぁ…
こういう傲慢な物言いに接すると悲しくなりますね。
あれ、話が逸れてます?^^;

そういえば私も、うっかり、思ったままを口にしてしまい大失敗した事がありました。
あれは、結婚してまだ間もない頃。
近くのクリーニング屋さんへ行ったら、身重風の女性が出てきたので、思わず「何ヶ月ですか?」と聞いてしまったのです!
そしたら、「妊娠してません!」と怒り顔。きゃーごめんなさい‼︎^^;
(そのお店には2度と行けませんでしたw)

という訳で、思ったままを不用意に口にしてはダメ、というお話でした。

✳︎✳︎✳︎

体型などを思ったまま口にするのはもってのほかですが(褒めてるつもりでも本人は言われて嫌な事もある。)
例えば、体調悪そうな方に「顔色が悪いですね」「痩せました?」「疲れた顔してますね」
こういうのもアウトだと思います。
心で思うのは勝手だけど、そのまんまを言ってはダメだと思うんです。
気遣ってるつもりでも相手を傷付ける言葉になり得ますから…

そして最近よく思うのは、いい大人の「幼児性」です。
昔、加藤諦三さんの「5歳児の大人たち」という本を読んだことがあり、ああこれは父の事だとピンと来たのですが、
どうも、幼児性が垣間見える人が多い。
クレーマーにも、そんな人が多いように思います。

自分の思い通りの行動をしない相手に怒り出す。承認欲求の異常な強さ。自分軸がない。
これらは、小さい時にきちんと親から愛情を受けられなかった事が原因なのかもしれません。

でも、そういう環境(親の愛を感じられなかった人)にあっても、その辺の区別ができている人もたくさんいる。そう感じられる素敵な大人な方に、私はnoteでよくお会いするし、身近にもいます。そんな方の存在を知ったり、記事で読んだりするたび、とても感動します。

温かい家庭に育っていなくても立派な振る舞いができる人がいる。これは、本人の心の持ち方や人生との向き合い方の違いの表れなのでしょうね。幾多の苦しみの上に、学びを積み重ねてきたその結果が、人格として表出しているのだと思います。

いつものように話が明後日の方向に進んでいますが^^;(脈絡が〜〜)

今日書きたかったのは、
「思った事をそのまま相手の気持ちも考えずに発言する人は、幼稚な人である」(と私は思う)ということです。

ここで出会っている大人な皆さんはきっと言わないと思う♬

それでは今日はこの辺で。
最後までお読み頂き
ありがとうございました❤︎