井戸の水を飲みに行く

朝目が覚めたら外が明るい。
そうか、今日のお天気は「晴れ」なんだ・・・
と、少し違和感を持つほど先週は朝から雨ときどき曇りだったな。
京都では「祇園祭は梅雨明け宣言」と言うけれど、ほんとだね。

朝コーヒーのお伴に「僕らの時代」を観た。
モデルの富永愛さんが
「自粛生活、初めはストレスフルだったけど、慣れた今は（お仕事がたくさんあるのは嬉しいけれど）そんなにお仕事しない生活も良いかもと思う時もあって・・・」と言う内容のことを。

自粛生活中、有り余る時間のなかで、心置きなく自主練が出来たことは
私の脳や心の深いところにある「井戸」に湧き出た新鮮な水を
自分の掌で掬って飲んだような感覚を持たせてくれた。
一度でもその感覚を体験した今
再びあの感覚を体験したいと思うし
「井戸の水」を飲まずにいた自粛前には戻りたくないなとさえ・・・
もっとシンプルに言えば
演奏会本番と言うものを、しっかりと準備して迎えたいなと。
多分、自粛前もそれなりに準備をしていたのかもしれない。
でも、その過程を愉しむことはしていたか？
「井戸」に水を飲みに行く、その「井戸」に向かう過程にも高揚感を感じていたか？

富永愛さんが、そんな感覚を持っておっしゃっていたかどうかはわからないけれど、
秋から復活予定の演奏会の準備が始まりつつある今日この頃
自分が今思うことと富永愛さんの言葉が一瞬リンクした気がして、書き残しておこうと思った次第です。

先週のお弁当
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