私の周りに溢れる優しさ

心地よさを自分に与える。

今自分が意識している感情が
自分の未来に現れる。

YouTubeでそう教わった日から
私は早速実行している。


おかげで少しずつ環境が変わって来ている気がする。

例えば、同期の彼女がとても優しい人だと知れた。
先日一緒にエレベーターに乗った時…。

彼女は最初から最後まで
各階で人が乗り降りする間
人知れず「開くのボタン」を押し
絶えず周りの人へ配慮していたこと。

また研修中の午後。
横の席で鼻をすする私を
何度も心配してくれたこと。

ただ、それは単に私が眠くなってあくびをする度に、涙が鼻を伝っていただけで。
そんな私の生理現象を
テキストの端に書いて見せたら
笑いながら頷うなずいて
安心してくれたのだった。

そして先日の仕事中。
普段あまり言葉を交わさない先輩の優しい一面を見ることが出来た。

その日はイベントの手伝いに私達新人2人が駆り出され、ついでにお昼も余分に注文したお弁当にありつけた際のこと。

お昼を過ぎて会社に戻って来た私は
「今からお昼ですか？」
と、その先輩から声を掛けられた。

「いえ、イベントを手伝っていたら、お弁当の余りがあって急遽それをいただくことが出来ました」

そう答える私に先輩は…. 

「あら〜！それは良かったわねー！」

と明るく声を掛けてくれたのだった。

そして今日、再びその先輩…。

ある人がドリップコーヒーをカップに注ごうとして、思わずコーヒーをこぼしてしまった時のこと。

その先輩はそれを見るやいなや
すかさずティッシュの箱をかかえてその場に飛んで行き、何事もなかったかのようにコーヒーで濡れたところを淡々と拭き取っていたのだった。


エレベーターのボタンを押すこと。
鼻をすする私への配慮。
良かったねの一言。
黙って人を助けようと行動する姿。

どれもほんの些細なことだけど
それを目にした私はとても心地よくて
しあわせな気持ちになれたのだった。


もう既に心地よさの感情が日々周りに現れ始めている？

そう思えたここ1週間ほどの出来事だった。

本当は今までにも
こうした優しさは私の周りにあったのかも知れない。
でも、それをキャッチする私のアンテナの感度が低かった気がする。

今までの私は「無いもの」に目を向けて
不満ばかりを感じていた。
きっとそれが原因だ。

それがどうだろう。
今の私は徐々にではあるけど
「ある」や「満ちている」
ことに目を向けられるようになって来た。
そうすると私が見ている世界が
何だか変わって来たようだ。

まだそんなに言葉を交わしたことのない先輩が優しい人だと知れて
私はとても嬉しかった。

一緒に仕事に励む同期の彼女が
思いやりのある人で私は本当にしあわせだ。

これからも心地よさを意識して行こう。
とりあえず通勤の車では
「ハワイアン」を流して
朝はゆったりしたリズムの中に自分を置こう。

これからも心地よいことを
自分に与えて
沢山の優しさやしあわせを
キャッチして行こう。

今の私なら
それが出来るはずだ。

読んでくれてありがとう。
しあわせをありがとう。
出会えたご縁に感謝します。