小さな挑戦は大きな気づきを連れて来る

友人が目の手術をした。
そんな彼女からLINEが来た。

画面には普段見慣れた文字では無く、音声送信になっていた。

そっか、目の手術で入院してるんだもんね

彼女の声からいつもの優しい笑顔が頭に浮かぶ。
注意深くスマホを耳に近づける私もまた、自然と笑顔になっていた。

よし、私も音声で返信してみよう。
10年以上LINEをしているけれど、音声での送信は初めてだ。

電話と少し勝手が違うことに緊張したが私なりに伝えたいことを録音出来た。
その後再度録音したメッセージを聞き直してみた…。

これまで自分の声については
気が強そうで真面目な硬い声
普段目を背けている奥底の私がその声に表れている気がして嫌だった。

しかし今回自分の声を久しぶりに聞いてみると印象が全く違っていた。

え？私ってわりと優しい声してるんじゃ無い？

友人の声はとても優しくて
（このまま彼女のラジオがあれば聴いてみたい）
って思うほどだったけど、
なかなかどうして私も負けては無かった。

むむ？
これって自分のことを好きになれてる証あかしなのかも？
そんな風に思った。

何度も書いているが、noteのおかげで、ここ数年の私はようやく自分を大切に出来るようになっている。
そして自分を好きになっている。

多分それが理由？
うん！
きっとそれが理由だ。


自分について新しい気づきが生まれた。
それも嬉しいことで…。


彼女から音声LINEが来なければ経験出来なかったこと。
私も音声LINEで返信しなければ出会えなかったこと。


人から見てほんの小さな新しい挑戦でも、本人にとっては大きな気づきを与えてくれるものがある。


そんなことを思った。

彼女は手術が無事終わり、退院したと言う。
彼女にも私にも嬉しい7月の始まりになった。
2人揃って今月は何だか良い流れになりそうだ。

読んでくれてありがとう。
出会えたご縁に感謝します。