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旅行のはなし:入国審査で激詰めされる日本人

私の大好きなYouTubeチャンネルのひとつが「Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎」。
アメリカ産まれ&育ちのケビン、IQ140の普通の(いや、普通じゃないけど)日本人・かけちゃん、日英仏トリリンガル・やまちゃんの3人による、英語系ハックや日米の違いを楽しく教えてくれるチャンネル。3人のほのぼのした日常会話や、ケビンが主体の英語の深堀動画などなど、お勉強にもなるし大好きでよく見ているチャンネルのひとつです。

で、この間アップされていた「入国審査をカッコよく通過したい!完全攻略してみた!」という動画を見ていて、そういえば私も以前、入国審査で激詰めされたな……というのを思い出しました。

私はごくごく普通のサラリーマン社会人だし、現金を大量に持ち込むこともないので別室送りにあったことはありませんが、たま~に遭遇しますよね、超絶怖い入国審査官。
ちなみに、上の動画に出てくる「仲間とはすごい楽しそうに話すけど、仕事になると途端に怖くなる審査官」、めっちゃよく分かる!!!
そうなの!!!いるよねこういう審査官!!!!
「フレンドリーな人っぽい!よかった~」と思ってパスポート渡した瞬間、急激に表情変わる人!!!
やまちゃんの再現度が素晴らしすぎて、頭がもげそうなくらい同意。

で、私が激詰めされたのは、たぶんアメリカの入国審査だったと思います。
基本的に入国カードの職業は「Office Worker」で通しているのですが、この時はこの「Office Worker」が、審査官殿のお気に召さなかったらしい。

「Office Workerとあるが、どんな仕事をしてるんだ」
「エディターっす」
「具体的にどんな媒体で仕事をしてるか教えなさい」
「え……。●●情報系の雑誌とか、広告とか……」
「見本は持っているか?」
「いや……今はないですけど……(持ち歩くかいそんなもん!)」
「じゃぁお前の職業を証明できるものは?」
「しょ、証明できるもの……?名刺ならあるけど、日本の会社だから知らないと思いますが……」
「見せて」
「……(まぁ一応英語表記もあるし、見せときゃ納得するかな)」
「ここは何人くらい在籍しているどんな会社なんだ」

と、なぜか会社の説明をさせられるハメに。

ホントにさぁ……英語話せないのよ、私!!
「観光スポットに行きたい」とか、「チェックインしたい」とか、そういう観光客が使う一般的な英語しか話せないの!!
自分の会社概要を説明できるような英語力なんてないのよ!!!!

パスポート出した時も、

「なにしに来た?」
「さいとしーんぐ」

って、日本人の90%が答えるであろう、教科書通りの対応したでしょ!?

というか、会社についてこんなに激詰めされるとか想像もしてなくて、「これは初の別室送りになるのか……?」と、ちょっと本気で焦りました(別室送りになったら、「ジャパニーズスピーカー呼んでー!」って泣いてやろうと思ってた)。
あちらもお仕事ですし、不審者を入国させちゃいけない、という使命があるとは思いますけど、私、たぶんそこまで怪しくなかったと思うんですよ!自分で言うのもアレですけど!!

もちろんこんなに激詰めされたのはこの1回だけで、ほとんどは
「アメリカ何回も来てるんだね~。今までどこ行ったの?どこが好き?」
とか、
「ペルー来たのはじめて?ピスコ(お酒)は絶対買って帰ってね」
っていうフレンドリーな対応をしてくれるおじさんもチラホラ(お酒飲めないからたぶん買わない、と言ったらマジで「Why Japanese People?」レベルの反応をされた)。
まぁほとんどは
「…………(バンッ!バンッバンッ!←スタンプ押す音)」
みたいな事務的に対応ですけどね。

KERの動画で、「職業は、と聞かれたら業種を答えるようなイメージ」と言われていたので、「なるほどな、そりゃ具体的になにしてるんだって聞かれるわな」と納得。
でもあんなに激詰めしなくてもいいじゃん……。

次の旅行がいつになるか分からないけど、次から気を付けます。


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