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【簡単】10秒で「happy」になる方法

【災い転じて福となす】
何かマイナスな事が起こった時に
イヤな気分になったり
怒りたくなったりしますよね

楽しみにしてた旅行なのに
飛行機が欠航でキャンセルになった

ハンバーグ定食を食べたかったのに
「売り切れです」と言われた

ムッとしますね
イライラしますね


その時です
「あ〜良かった!だって・・・」
と口にしてください

「あ〜良かった!だって・・・」
そう言われた瞬間に脳は
「良かった」理由を見つけ始めます
パソコンの検索機能と同じです

脳は「言葉の裏に隠された意味」を理解できません
つまり
発せられた言葉に
ダイレクトに反応して検索を始めるのです


旅行がキャンセルになって良かった
だって・・・
(検索中)
・たまっていた本を読む時間ができたし
・Amazonプライムで見たい映画があったんだよな〜
・あ、家の大掃除をして模様替えしちゃおうかな

なんか楽しみになってきましたね


ハンバーグ定食が売り切れで良かった
だって・・・
(検索中)
・この「しょうが焼き定食」マジうまいし!
・思ったより安いからデザートも頼もう
・チーズケーキもいいけどパフェもいいな〜

ハンバーグ定食を食べられないイライラが
どこかに行っちゃいましたね

「災い転じて福となす」
昔の人はよく言ったものです

さて
試験でまさかの最下位になってしまった!
あ〜良かった!
本当は良くないけど
真由美先生がそう言えって言うから
仕方なく言うけど

あ〜良かった!だって・・・

卒業式の壇上で
「ビリだった自分が首席で卒業できました!」
「だから皆さんも頑張れば夢は叶います!」と
卒業生代表として言うぞ!
一生ネタにできるぞ!


実はコレ、私が実際にある生徒さんに言った言葉です(笑)

自分の人生の主役はあなたです
自分の機嫌もあなたがとってあげるんです

脳の仕組みを使って
毎日をハッピーにしてくださいね


【脳って頭がいいようで悪いです】
脳の仕組みを使うと
簡単に「幸せ」が作れますが
使い方を間違えると
「不幸」まで作ってしまいます


「◯◯が悪いから」
この言葉ってよく耳にしますね

「あの人が悪い」
「学校が悪い」
「政府が悪い」
「コロナが悪い」


たとえば
陸上大会でタイムが出なかった時
「雨で地面のコンディション悪かったから」

たとえば
資格試験に不合格になった後
「体調が悪かったから」

それは事実だと思います
雨だったし体調万全ではなかった

言葉に敏感な人は既に気付きましたね


これらの言葉には
「だから私は悪くないよね」という思いが隠れている

(だから仕方ないよね)

「◯◯が悪いから」
この言葉を言ってしまった瞬間
あなたの脳は考えることを止めます

「今後どうする」という改善点や
新たな目標を探すことを止めます

脳って頭がいいようで悪いです
その言葉の裏に隠された意味を理解できません


本当は悔しかったですね
あんなに練習したのにタイムが出なくて
あんなに勉強したのに不合格になって

その悔しさを外に向けて
言い訳をすることで
折れそうな自分の心を保とうとしたんですよね

分かります
でも脳は分からないんです

「そうか、雨が降らない時しかタイムは上がらないのだ」
「そうか、体調が悪ければ不合格でOKなのだ」
脳の電気信号はそうインプットします

具体例を想像してみましょう
あなたはバス停でバスを待っています

隣にいる学生が友人に話しています
「先生の教え方が悪いから成績が下がったんだ」

後ろにいるスーツを着た人が
同僚にグチっています
「あんな上司の下で働いても何もいい事ねえな〜」

さて

その学生さんは次の試験で成績アップするかな
その社会人は明日から楽しく仕事できるかな

気付きましたね

「◯◯のせいで」
これって
「私の成績は、他人や天気や環境で変わるのだ」
「私の人生は、いい上司やいい政府が作るのだ」と
脳にインプットしたということです

つまり
「自分の人生は他人しだい」なのだと・・・


こわっ!!!


【否定的な言葉の怖さ】
もうひとつ脳の仕組みをお伝えしますね

「悪口」は言わないほうがいいです
道徳的に、というのはモチロンですが
脳は「悪口」の対象を
自分自身だと判断する可能性があるからです

ん?なんで?と思いますよね
では質問です

「あの人◯◯だよね〜」と誰かの悪口を言ってる人
その人は幸せそうですか?


「あの人」の耳にその悪口が入るよりも
その悪口を聞かされる人よりも
誰よりも早くその言葉を脳に入れてるのは
その言葉を口にする「本人」です


ネットで悪口を書き込む人も
とても怖いなと思います

他人に向けたつもりの「攻撃的な言葉」を
世界中の誰よりも多く
誰よりも長く目にしているのは
その書き込んでいる本人なんです

脳は目が見えません
「あの人」が誰か分からないのです
自分と他人も
区別できているようで
できていない

映画を見て感動して泣いたりするのは
その証拠です
誰かが怒られると
自分もイヤな気持ちになるのもそう

他人のことなのに
自分の感情が動いてしまう

悪い言葉もいい言葉も
自分に返ってくるのは
この脳システムが作動してるからなんです

言葉を大切にしましょうね

【おわりに】
色々とエラそうなことを言ってますが
私もコレに気付いたのは
本当に最近です
この歳になって初めて気付いたことです

もっと若い時に知っていたら
もっと人生ラクだったろうなぁ

ということで
若者よ

マイナスな事があった時は
「あ〜良かった!」の魔法を使って
人生をハッピーに過ごしてくださいね

皆さんが笑顔で過ごせる世界は
私たち大人も
小さな子どもも
みんなが笑顔になれる世界です

そんな世界を作ってね
ファイト〜!!!

【追伸】
ちなみにこの文章は
楽しみにしていた
某教授のオンライン授業を前に
パソコンの前でスタンバイしてたら

まさかの
直前でドタキャン

そのまま
開いてたパソコンで書いているものです

授業ドタキャンだったけど
そのおかげで
こうして
文字を通して皆さんに出会えた

「あ〜良かった!」

見に来てくれてありがとうございます! 「国境の島」で先生してます。以前は香港で先生してました 先生として保護者としてオンライン上の親戚オバちゃんとして、子ども達に伝えたいことを文字や音声にしています (トップ画像は私が撮影した「島」の写真です)