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心豊かに生きるとは

こんにちは。看護師専属マインドコーチMayumiです。

 先日、億美女フェスというオンラインフェスに登壇し、【自己犠牲】から【自己受容】へ、というプチセミナーをさせていただきました。

 これを読んでくださっているあなたは、日頃から自己犠牲の上に成り立つような子育て、仕事、人間関係など、知らず知らずのうちにやっていたりしませんか?

ふとした瞬間に、【私、一体何をしているんだろう…】と我に返るような時は、ありませんか?

それとも、毎日が忙しすぎて、そんなことを考えたり振り返るような余裕すらもない状態でしょうか?

 私は、小さい時から両親に負担をかけないように、学校の先生の役に立てるように、周りの人たちに迷惑をかけないように、と周りのことばかり気にして、気を遣って生きてきました。

それというのも、
何でも自分でやらなきゃいけない、という長女気質だったり、
昔は弟たちの体が弱く、両親も弟たちに手がかかりきりだったり、
出席番号が早いということで、学校の先生から頼りにされたり、
環境的がそうさせたのか、とにかく、誰にも頼らずできるだけ自分のことは自分で何とかする、というスタンスで生きてきました。

そのため、いつしか【ほかの人に頼ることは悪いこと、迷惑をかけること】という強い思い込みができていました。

そうすると、すべてを自分ひとりで背負い込んでしまい、どんなにつらい時でも誰にも弱音を吐けなくて、つらくて苦しいと感じている自分すら、こんな自分じゃダメだ、もっと強くならなきゃ、もっと頑張らなきゃと、どんどん自分を追い込んでいきました。

そしてある時、冒頭にも述べた【私…一体何をしているんだろう】と、自分のことも、何のために生きているのかも、よく分からなくなってしまったのです。

 疲れ果てていたのか、仕事をしていても現実が現実ではないような、夢の中の一場面のような、不思議な感覚がありました。自分というものがだんだん薄くなっていき、紙一枚くらいの薄さになり、消えてなくなるような、そんな感覚もありました。今こうして書きながら考えると、かなり憔悴しきった状態で、あの時はよく働いていたなぁとさえ思います。
 が…人間、渦中にいる時はもう精一杯で、何も考えられなくなるんですよね。

 しかし、さすがにこのままじゃヤバイかも…と思うようになり、自分の現状、これからの人生、本当にしたいことは何か、をノートに書き出すことにしました。

現状はどんどん書き出すことができましたが、これからの人生をどうしていこうと考えているか、本当にやりたいと思っていることは何なのか、これらについて真剣に考えるのは、大学進学時以来だったので相当苦労しました。

それまで可能な限り自分の意見も思いも押し殺して生きてきたせいか、どうする?何したい?の問いに、心が反応しづらくなっていたのだと思います。きっと私の心も、【どうせ本音を言っても、これまで通りスルーするだけでしょ】と諦めていたからかもしれません。

自分の本音を引き出すには、トレーニングが必要です。気持ちを押し殺してきた人にとっては、なおさらです。

 私はまず、毎日ノートに【今日の嬉しかった出来事】を書くようにしました。いわゆる、感謝日記のようなものです。怒涛の毎日を過ごしていたため、最初は【今日、何かいいことあったっけ?】と考え込まないと思い出せませんでした。

それを続けていくと、日々の小さな出来事にも嬉しさを見出すことができるようになり、1日3つくらいの出来事を書き出すことができるようになりました。

心のリハビリとも表現できるかもしれません。嬉しかった出来事とともに、自分の感情を書き出すことで、私の心も本音を言ってくれることが増えてきました。

 そして、自分の本音に従い、20年間続けてきた大学病院を退職することを決意しました。
それまでは、業務が忙しすぎて【こんな病院、そのうち退職してやる!】とネガティブな思いで働き続けていた職場でしたが、本当に退職を決断した時、私の中には、不思議と職場への感謝、これまで一緒に働いてきてくれた方々への感謝の気持ちが溢れてきました。
 長年働き続けてきた職場を去る、ということから感謝の気持ちが湧き出てきたということもあるかもしれませんが、その最大の理由は、初めて自分の本音に従った行動だったからこそ、私の心が満たされた状態になり、驚くほどの感謝の念が溢れ出てきたのだと思いました。

この時初めて、自分の本音を大事にすることの大切さを痛感しました。

やることがたくさんあり、思考も体もフル回転。社会生活の中では、本音と建て前で考えると、ほぼ100%近く建て前で生きている人が多いのが現状です。

そんな中で、時に立ち止まって自分自身の心をもう一度みてあげる時間が必要なのではないかと、私は自分の体験・経験を通して感じています。

 退職後、私は顔つきが穏やかになったとよく言われます。そして、スッキリした顔になっていると。
仕事をしていた時は、出勤時から既に戦闘態勢とも言える心意気でいかないと、忙しさに吞み込まれてしまい業務がはかどらなくなるため、おそらくその心の状態が表情にも表れ、何となくこわばったような、緊張したような面持ちでずっといたのかもしれません。自分では全然気づかなかったことでした。

 生活もずいぶん変化しました。それまで目に入らなかった花が、いつも通っている道に咲いていたとか、鶯の声が聞こえ始めたとか、自然界に目を向けることができるようになりました。
本来、あらゆるところに、きれいだなとか、心地がいいなとか、清々しいなと感じるエッセンスが散りばめられているにも関わらず、毎日を生きることで必死になりすぎていて、その宝物に気づかず過ごしていたのだと思いました。
心にゆとりが出てきて、本来の自分の心を取り戻した瞬間でした。
【心豊かに生きる】
という意味をようやく感じることができました。

 ペンキ画家のショーゲンさんが、
【争いの少なかった縄文人は、草や花などの植物、動物、はたまた石や岩など、あらゆるものと会話し、心を通わせ、心豊かに生きていた】
というお話をされていますが、まさにこのことかと実感することができました。

 これを読んでくださったあなたは、ご自分のことを振り返ってみて、いかがですか?

いつも、自分の心の声を聴いていますか?
いつも、心の声を優先してあげられていますか?

☑いつでも自分のことを後回しにしてしまう方
☑周りにばかり気を遣ってしまう方
☑毎日やることに追われて自分も家族も大切にできない方
 
要注意です。
 
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☑周りの人たちとの調和を図りながらも、自分の気持ちも大切に過ごしたい方
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