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幸せのドミノ倒し

メルカリには非常にお世話になっている。
メルカリ様の方向に毎朝祈りを捧げないといけないかもしれない。
なんてのは嘘だけど。

図書館を始めるにあたり、本はほとんどメルカリで買いました。
(作家さん、出版社の方ごめんなさい。)

家の中にある不用品を出品し、その売上金で本を購入する。
家の中にあった『そのうち使うかな。』とか『痩せたら着れるかな』のモノがどんどん出品され、家の中の不用品が少しづつ減っていった。

売るものが段々と無くなってきたなって思っていた頃、ご近所さんが「これいるかしら?」と古い本を段ボール1箱分持ってきてくれた。
しかし保管状態が悪く、紙の色は変色し、シミもあるし、見ているだけで痒くなりそうな本ばかりだった。

それでも、出来る限り、アルコールで拭いたり、紙やすりで汚れを落としたりして、いくつかは安くで売れた。(捨てたものも正直あります。)

そして先日、また「こんなものがあるんだけど」って持ってきてくれたのが、書道の拓本と呼ばれるもので、普通に買えば何万もするような代物。
「捨てるのも勿体ないし、かといって置いてても仕方ないし」ということで、譲っていただき、メルカリに出品したところ、5,000円ぐらいで売れた。

購入された方が「ずっと探してたんです!」とか「こんな貴重なものをお安く譲っていただきありがとうございます。」って感謝されて、『いやいや、こちらこそ購入していただいて助かりました。』てな具合で、お互いにwinwinな取引となった。

5000円もあれば、絵本や漫画や小説など、色々買い放題です。
家の郵便ポストがメルカリ品で毎日ぎゅうぎゅうになるほど。

ある人には不要なモノでも、ある人には捜し求めていたモノであり、
ある人の家の中がスッキリして、さらに新しい本が入って、子供たちが喜ぶ姿を見て「あぁ、今わたし、人の役に立っているんだなぁ~」なんて嬉しい気分になったり。

小さな幸せを貰ったり送ったりできる。
それって素敵なことだなぁ~ってしみじみ思う。

拓本をいただいた方には、今度、美味しいお菓子を買って持っていこうと思っています。
家の中を整理したら、美味しいお菓子がもらえて、さらに読みたい本が図書館に追加されていて、さらに子供たちが楽しそうに本を読んでいる。
こんな素敵なドミノ倒しがあったら、家の中で不用品探しというか宝探ししたくなりませんか?

そうやってどんどんおうちの中の整理をしてもらって、快適な空間で暮らして欲しいというのが、終活アドバイザーを目指す整理収納アドバイザー結果待ちのわたしの更なる目標です。

いただいたサポートは、癒しの珈琲代に使わせていただきます♡