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「髪を痛めない白髪染に変えたいです。ヘナについて教えてください。」(40代女性)

ジェモセラピストで茶道教授の水上麻由子が、皆さんのご質問にお答えする
「教えて!まゆこ先生シリーズ」

だんだん年を重ねて来ると、白髪が気になってきますよね。個人差はありますが、40代くらいになると白髪を染め始め、その頻度も頻繁になってきます。化学的薬剤による白髪染めだと、髪や頭皮が傷んだり、化学物質を経皮吸収することも心配になってきますね。
それで、化学的薬剤を使った白髪染めとは違って、植物の葉を粉にした染料であるヘナが人気です。

ヘナって何?

ヘナとは、ミソハギの植物で、熱帯地域(インド、西アジア、北アフリカ、イラン)の標高が高く、乾燥した水はけのよい土壌で育ちます。
ヘナの葉には、ローソンという赤やオレンジの色素が含まれています。これは、タンパク質に絡みつく習性を持っているために、古代から、葉を乾燥させて粉にして水で溶いたもので髪や眉毛、手足のタトゥー、爪のマニュキアなどを染めるのに使われてきました。
ボディペイントの他にも、古代インドやアラブでは、殺菌作用があることからやけどや皮膚病の治療薬としても使われてきました。

ヘナは自然の毛染めハーブですが、一般にヘナとして出回っているものの中には、純度や産地が明記されておらず、逆に髪を傷めてしまうものも多いのです。染め上がりの発色を綺麗にするためにヘナの中に化学的薬剤を混ぜたものなどもあるので、何を優先させるかでよく見て選ぶ必要があります。

私がお勧めするヘナ

私がお勧めするヘナは、シャナーズアーユルヴェーダのものです。シャナーズアーユルヴェーダは、インド政府公認の伝承予防医学アーユルヴェーダに基づいた独自の製法で、天然のハーブやスパイスを配合したホリスティックビューティケアブランドです。人工香料、バラペン、人工着色料、ミネラルオイル不使用、アンチ動物実験、100パーセント自然の香りにこだわっています。シャナーズアーユルヴェーダのヘナは最も上質なヘナを使用したものです。これまで、ヘナを使ってみても満足できなかった方にお勧めです。具体的なヘナの使用方法をご紹介します。

(注)万人に合うものではありません。植物性であってもアレルギーなどの反応は人それぞれなので、一度少量で試してみてから使用するようにしてください。

ヘナの使い方

①ヘアケアオイル:シャーロック

天然の洗浄成分シカカイ、髪にハリとコシを与えるアムラ、婦気を抑えるツボクサなど、古来よりアーユルヴェーダで使用されてきた植物由来のオイルやエキスを効果的に配合した頭皮のクレンジング&トリートメントオイル。

髪に艶と潤いを与え、まとまりやすく整えます。オイルで頭皮をマッサージすることで、シャンプーだけでは落としきれない毛穴の汚れを浮き立たせます。
ヘナ染めの前には、髪と頭皮にたっぷりつけて、軽くマッサージしながら毛先まで馴染ませます。

②ヘナパウダー:カリフォルニアンポピー

ヘナで有名なインドのラジャスタン地方のものを使っています。上質なヘナはドラッグストアのヘナとは質や色が違います。
髪に艶を与え、フケやかゆみを抑える上質のヘナに、各種ハーブが配合されています。頭皮を健やかに保ち、ふっくらとハリのある輝くような髪へと導きます。
猫毛のような方にはハリのある髪となり、硬い髪は柔らかい髪へとなります。白髪には赤からオレンジ色がつきます。

ボールにパウダーを入れて、温かい紅茶またはお湯を少しずつ加えながら混ぜ合わせ、マヨネーズ位の固さのペースト状にします。

ペーストをクシと刷毛で地肌に乗せて、毛先まで馴染ませます。全体に塗布したら、ラップで頭をぐるぐる巻きにして、2時間程度放置してから、シャンプーで丁寧に洗い流します。

シャンプ―の後、乾いた状態の髪と頭皮に、シャーロックスを塗布し軽くマッサージします。

③ヘナパウダー:インディアンインディゴ

ヘナの赤みが気になる方にお勧めのインディゴ100パーセントのパウダー。単体ではご使用せず、必ず、カリフォルニアポピーでヘナケアをした髪に、数日後に重ねてお使いください。赤みのある色が少し暗く落ち着いた色になります。

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私たちは、純粋意識(魂・ミッション・ダルマ)を生きると決めて、生まれる場所や時代を選んで生まれてきています。地球上の人々が、内なる魂と繋がり、健やかに成長しながら人生の航海を楽しめるよう願いながら、書いています。 応援や共感していただけたら、嬉しいです。