仮想世界へ潜入
ニート生活も落ち着かず、
アマプラで映画を見たり、娘とお家で一緒にお昼ご飯を食べたりと
なんとなくやり過ごしています
お昼ご飯できた!と娘を呼びに部屋のドアを開けた時、
白いヘッドギアのような物を装着して、カーテンを閉め
薄暗い部屋で座っていた。
えっ?Σ(・□・;)何それ?
なんか宗教的なものじゃないよね?と声をかけた。
が…
娘はまるで無視!
メイ???少し声を大きくして娘を呼ぶ。
あぁ???
とヘッドギアを外したので
何それ?なんなん?と聞くと
ずっと欲しかったVRなる物をやっと手に入れたという事だった。
とりあえず、お昼ご飯を食べながら
VRってなに?と話を聞くと
良くわからないけど
バーチャル仮想現実?とか?いうのかなぁ?
その世界に居るような?
へぇ…
なんとなく
テレビであのヘッドギアを付けて
バンジージャンプのような事をやって絶叫していた芸人を見たことはあったなと思い出した。
娘は、ご飯食べたら部屋に来て
体験してみなよ!と言うので
とりあえず暇と時間だけはある私に取っては断る理由もなく
娘の部屋に行き
言われるがままヘッドギアを装着してみた。
すると、何故か自分は田舎町に居て
花火がたくさん上がっている夜空と
ひまわり畑、屋台もある場所に居た。
最初は首を動かして、周りを見ていた私に爆笑する娘
なんだこれ?でも綺麗だなぁ…とその世界を楽しんだ。
手に持ってるコントローラーで
動かしてみてと言われ、
なんとなく移動をしてみた。
場所によって花火の見え方も違ったり、本当に歩いて移動しているみたいだった。
じゃ、次はここね!娘がパソコンをクリックすると
夜の飲み屋街に変わっていて
色々なお店がありカーソルを合わせて歩いてまわることが出来る。
カフェバーとか立ち飲み屋
裏路地やラーメン屋
プラプラと操作をしながら歩いていたら、階段から落ち、上手く操作が出来なくなり
私はヘッドギアを付けたまま
ねぇ、なんか上手く出来ない
変わって!娘に伝え
操作だけ変わってもらった。
あまりの動きの速さに、驚いたのと同時に
目の錯覚のような、引きずられている様な
なんとも言えない酔いと気持ち悪さに襲われて、ヘッドギアを外した。
ちょっと!あんた私を殺す気!!!
冷や汗をかきながらヘロヘロとなって伝えていただろう私をみて
やっぱダメか(^∇^)
たまに居るみたい、VR酔いになる人と笑っていた娘
もう!めまいある人にやらせるかぁ?
まぁまぁまぁ
なんでも体験する事は大事だからねぇ笑
何故か私までおかしくなって一緒に笑ってしまったと同時に
随分、ポジティブになった娘の笑顔を見て
微笑ましくも思える瞬間だった。
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