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クライミングは奥深いから面白い♪

岩を安全に登る技術や上手く登る技術を身につけたいと思い、フリークライミングインストラクターの長門敬明さんにご指導いただきはじめて2年が経ちました(長門クライミングスクールのリンクはこちら)。そもそも、こう書き始めて「上手く登るって何?」ってところですが、クライミングは本当に技術要素が強いものだと改めて感じています。体の細かい部分の使い方もそうだし、ロープの掛け方、カムや道具の使い方など、そしてそれらを冷静に使いこなせるだけの体力・集中力・経験などなど。

最近購入したカム(岩に挟んでプロテクションを取るための道具)

2年前はクライミングジムとボルトルートをメイン。クライミングの基本的なことを丁寧に教えていただきました。ただ全てを教えてもらうという感じではなく、基本的なことを抑えた上で、それを自分のものにするための多くの選択肢の見つけ方を教わるといった感じでしょうか。

人って体格も筋力も柔軟性も全く違うものなので、同じムーブで同じ課題が登れるわけではありません。登山でも人と全く同じ歩幅で歩けるわけがないし、全く同じペースで登れるわけではないし、行動食だって自分なりのやり方があるのと同じ感じかな。

登山もクライミングもどちらも自然の中で行うことなので、少なからずリスクがあります。特にクライミングは一瞬の判断ミスが致命的なことに繋がりかねないです。そのため、「上手く登る=安全に登る」が直結するのかもしれないな、と思います。

今年に入ってからはクラッククライミングを主にご指導いただいています。これがまた奥深い。体の使い方だけじゃなくて、道具の使い方と選び方、使いこなせる経験がとても重要になってきます。奥深いから面白い!最近やっとそう思えるようになってきました。

岩のひび割れを登るクラッククライミング

毎回、岩を登る=クライミングという実践の中でたくさんの知識と技術を習うのですが、内容が濃すぎて脳も体も毎回限界に近い感じ(笑←いや、笑じゃないよな!)中でも先週の湯川でのクライミングは自分の中でも大きな収穫でした。難しい課題を登れるようになるまでの技術的な過程と精神的な過程が凝縮していました。それに向き合わせてくださった長門さんのことを本当に尊敬していますし、感謝しています。そして日頃から一緒に登ってくれて、支えてくれる友人も居合わせてくれて応援してくれたこと、本当に心強かったです。

長門敬明さんと

自分でたくさんの経験をして、そこから学ぶことはとても重要です。でも間違った知識と技術では取り返しのつかない経験になりかねないな〜とも思います。確かな経験と技術を持ち合わせた指導者から学び、それを自分の中で吸収して失敗も含めてたくさんの経験を積んでいきたいです(^ ^)

夏山シーズン到来!!岩も好きだけど、それは山を登るための手段の一つでもあります。ガイドや低酸素トレーニングを通して、山好きな方々の応援もしたいし、私自身もこれからも綺麗な岩や山に登っていきたいっ!


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