「それって宗教だよね。」という揶揄について
こんばんは。かげした真由子です。
さて、今日はちょっぴり発信がが難しいと
思う「宗教」について書いてみようと思います。
というのも、占いという仕事をやっていると「それって宗教みたいなもんだよね。やばいよね。」と揶揄されることがあると耳にすることがあります。
私はいつもそれを聞くと「もやっ」とするわけでして。
それについて言語化してみようと思うのです。
なぜもやっとするか?というと、その言葉を聞くたびに私は一体どれだけの人が「宗教」をフラットに理解しているのかな?と思うからです。
私自身は何らかの宗教を信仰しているわけではないのですが「死生観」を考える上で避けては通れないのが宗教。その死生観について色々学ぶ中で、歴史的に宗教がとても大切な役割を果たしていたことを知りました。
特に昔の宗教は村、町といったコミュニティの中で、人々の悲しみを引き受けてくれるものでした。今ではグリーフケアと呼ばれるものにあたります。
また現代日本でも行政のケアが行き届かないところに宗教者の方が介入し、地域での活動を広げてらっしゃるという事実もあります。(例えばホームレスの方の支援など、あらゆる宗教団体の方が地域に根ざしボランティアでケアされているなど。)
震災などの災害が起こった時、宗教家の方が現場に赴かれるだけで、大切な方々を亡くされた方の癒しになるといいます。
特定の宗教を信仰してなくても人に宿るスピリチュアリティは落とし所を求めるものなのだと思うのです。
もちろん宗教と一言で言っても、様々な側面があります。
でも、悪い面だけを取り上げて「それって宗教みたい。」と揶揄する材料にするのはいかがなものか。というのが私の意見です。
占いがいささか曖昧で非科学的なものだから「怪しい」というのはまあ「そう感じるのも無理はないな。」と思うところはあるのですが、だからといって「宗教みたい」というのは論点を外しているように聞こえるのは私だけでしょうか。
はい。
というわけで私の「もやっ」の言語化でした。
おつきあいいただきありがとうございます。
かげした真由子(まゆちん)
情報はこちら
https://lit.link/kagemayu
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