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【音声】占い師になりたいけど一歩踏みだせない【お悩み回答】

まゆちん(かげした真由子)
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どうも、占い師の先生まゆちんです。

この記事では
以前、視聴者さんからいただいたお悩み相談に回答します。

同じような悩みをもっていたり
モヤモヤしている方の参考になるかもなので
ぜひ聞いてみてくださいね♪


【ご相談者さん】さぁちんさん 40代女性

【ご相談内容】
占いを学んでいて、実際に仕事に結びつけたいと思いながらも、学び段階からなかなか仕事へのステップへと進めていない。


この悩みは本当によくあるご相談ですね。

さぁちんさんと同じようなお悩み相談は
他にもたくさんいただきました。

一部をご紹介させていただきます。

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<ゆりママさん 50代女性>
占い師になりたくて一歩踏み出せない
タロット講座のモニターは受ける様にしていて
今年中にはデビューをしたいと思っています。

<yonさん 30代女性>
今人生の分岐点だと自覚しております:( ;´꒳`;)
タロットプロ養成講座で一通り学習して、ある程度理解し、モニター100人コミュニティで今月いっぱい修行したらココナラなどでやっていきたいと考えていますが怖いですー( ՞߹𖥦߹՞ )

<0歳5歳の子どもを持つ牡羊座ママのあやなさん 30代女性>
占いが好きで、占いに救われたことがあります。なので、私も占い師として活動していきたいのですが、自信がなく、占い師としての活動が思うように進めることができません。(中略)占い師として自信を持てるようになるには、どのような行動を取ると良いでしょうか?

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占いを仕事にすることだけじゃなくて
何かを始めるときに
最初の一歩が踏み出せないとか

やることは大体わかっているんだけど
なぜかできない、とかね。
よくあると思うんです。

そんなときに
一歩踏み出すためのヒントをお伝えしていきます。


ちなみに、以前のYoutubeのライブ配信でも
お悩み解決に向けた
一つの視点をお伝えしているので
ぜひそちらもご覧いただけたらと思いますが

※ライブ動画はこちら
https://www.youtube.com/live/WI9ZmZ2fzoA?si=xYT2RWHBJyiC57z1


今回は、もう少し別の視点からお伝えしたいな
と思っています。


みなさん「鏡の法則」ってご存じでしょうか。

「鏡の法則」というのは
簡単に説明すると

「自分が思ったり、考えている通りに
 世の中は、それを体現して現実を見せてくれる」

というもの。


その見方からいうと
こういった悩みを持っている方の共通点は
占いという仕事に対するハードルの高さ
なんです。

どのようにハードルを高くしているかというと・・・


一人でどうにかしなきゃと思ってるんですよね。



例えば

「勇気出してやんなきゃ」とか
「占うのが怖い」というのはその表れです。


一人で勇気を持って未来を切り拓いて
占い師として集客をバリバリして
稼いでいかなきゃ、みたいなね。


他の悩みのなかでも

「占い師になることは
 すごい非難にさらされることだ」

「荒波の中にこぎ出すようなもの」

みたいな風に書いてる人もいたんですね。


これって
ものすごく一人で背負っている感がありますよね。


そういう風に背負って
一人で頑張らないといけないと思ってるから
もれなく一人でがんばらなくてはいけないという現実を引き寄せてしまう。


まずはそういったことが自身の中で起こっていることに
気づいておく必要があるかなと思います。



あと、たくさんのお悩みから感じたのが
世界を信じるというか
「自分以外の世界に委ねる」ということが
苦手な人が多いんじゃないかと思うんですね。


私はタロットの講座で

「運命のハンドルを握りましょう」
「自分が主役だよ」
「人生を自由に描いていけるんだよ」

とお伝えしているんですが


もしかしたら
その意識が過剰に働いてしまって

自分で勇気を持ってやらねば、とか
それこそ、バンジー飛ばなきゃくらいの勢いで
捉えている人もいるかもしれない。


もちろん、自分が主役なのは
間違いないのだけれど


集団や人に対しての怖さから
自らに高いハードルを課すようになって

・私は非難されるべき存在である
・どうせうまくできない

そんな風に意識が向いちゃっている感じも
しているんですね。


だから、そういう風に意識した現実を
引き寄せてしまって、一歩踏み出すことができない
ということが起こっているのだと思います。


じゃあ具体的にどうしたらいいのか、という話をここからしていきます。


例えば
一人でやらなきゃと思ってる人の多くは
自分がお客さんよりも
立派な大人でいなければならないと思ってるんですね。


もちろん、お客さんより
占いのことは分かっているプロでは
あってほしいのだけれど


それにしても
「お客さんよりもすごい人でいないと!」
という意識がものすごく過剰に働いてる気がするんです。



これって心理学的にみると

「子供であってはいけない」

というビリーフが後ろに隠れている。


ビリーフ(※)というのは
信念や思い込みと呼ばれるもので
私たちの日常で無意識に影響を与えているものです。


例えば、
よく長女長男さんに多いのですが
“幼少期に子供らしく振る舞えなかった”
という場合

この「子供であってはいけない」
というビリーフを持っていることが多いです。


セラピストや占い師、看護師さんとか
人を助けたいっていう人に
多いビリーフなんですが

誰かの役に立ちたいというモチベーションで
頑張れる人たちなんですね。


もちろん
これが悪いわけではなくて
活かし方によってはすごい能力になるのですが


問題なのは
これが過剰になると
「占いを楽しむ無邪気な自分」や「子供の部分」を出しちゃいけない
という風になっていまうこと。


無邪気な自分を抑えて
過剰に誰かの面倒を見なきゃと思って
お姉さんやお母さんになろうとするわけです。


他にも
「誰かの役に立たないと
 私はここにいてはいけない」
というビリーフを持っている人もいます。


そうなると、恐れの気持ちが膨らんで
自分へのハードルがどんどん高くなっていく。


人よりも大人じゃないといけないし
悟っていなきゃいけないし
次元上昇してなきゃいけない。

これってものすごくハードですよね。


いや、そうじゃなくても大丈夫って
たぶん頭では分かってると思うんです。


だけど、小さい頃からの積み重ねで

・人を優先するとか
・まず人の気持ちのケアをしてあげるとか

そういうのが沁みついて
人生の振る舞いに影響を与えているってことなんです。



じゃあ、こういう人が一歩踏み出すには
どうすればいいかというと


「占いを心から楽しむ」ってこと。



学び始める前は、ワクワクした気持ちや
タロットでこんなカード出ちゃった!!
みたいな楽しい感情があったと思うんですが
人って楽しむことを忘れちゃうんです。


でもね、お客さんって
先生が楽しそうに占いのことを喋ることが
大好きなんですよね。

(私は、よく楽しそうって褒められるんです。
 だって、占いって楽しいから)


だから、まずは
その楽しさを取り戻すことが大事。


すごく純粋に
占いが好きだからやれることを
世界に対してやろうと思ったら
実はそんなに怖くないはずなんです。


純粋に占いが好きという
そのモチベーションだけだったら

とりあえずイベントに出るとか
占い師さんごっこぐらいのつもりで
ちょっとやるみたいな、ね。

それがいいか悪いかはさておき
できるはずなんですよね。


だけど、それもできないっていうのは
過剰に背負いすぎてるんです。

自分のビリーフが発動しちゃって
そんなに高いハードルは飛べないって思っちゃう。
だから止まっちゃう。


でも、ただ占いの楽しいとこを表現してください
って言ったらみんなできるはずだよね。

みんな占いの楽しさを学んだはずなので
まずそこから始めていくことが大事かな、と。


そして、人の役に立ちたいとか
ケアしてあげたいという思いは
その人の能力に繋がっているので

すごくセラピストマインドのある
占い師さんになれる可能性を持っている
という希望でもあるんですね。


だから、そういう人に
ぜひ占い師として活躍してほしいし

「占いの楽しさ」から
一歩踏み出すことをしてほしい。


そうしたら、自然と世界に委ねることが
できるようになるんじゃないかと思っています。

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※リミッティング・ビリーフについて
もうすこし詳しく知りたい方は
こちらのサイトを参考にしてください。
http://pro-therapist.or.jp/limiting-beliefs/
一般社団法人日本プロセラピスト養成協会HPより

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