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人生ってなに?

タイトルのとおり、いきなりですが
人生ってなんだと思いますか。

これには立場や視点によって本当に様々な答えがあると思います。

先にお伝えしておきますが人生とは何かについて
正解はない”と私は思っています。
また、正解を提示したいわけでもありません。

では、なぜこの話をするかというと

・こう考えたら人生面白いんじゃないか?
・こういう前提だったら占いって結構使えるものかも?

そんな考え方とか捉え方を提案できたらと思っています。

私自身、人生って楽しんだものがち!そんな風に思っているところもあるからです。

なので「こんな考え方もあるのか~面白い!」くらいの軽いノリで読んでいただけたら幸いです。

この世は仮想現実という捉え方

私は長年占い師をしてきたので、様々な人たちの人生に色んな場面で関わらせていただく機会に恵まれてきました。

特に占いに来る方たちは
何かしら悩みをもっているから占いを求めてくださるわけで

そんな方たちに

・どんな風に接していくとその人達が笑顔になれるのか
・どうすれば彼/彼女たちは幸せになれるのか

正直、私なりにかなり模索をしてきました。

人生の捉え方についても考えてきましたし
生と死に真正面から向き合う
『命日占い』や『魂占い』という書籍を執筆した際にも
それらの命題とずっと向き合ってきました。

その中で出会ったのが
この世は仮想現実(シミュレーション)である」という仮説

どんな考え方か簡単に説明すると

この世は、未来人か何者かが作ったシミュレーションゲーム(仮想現実)
 そのゲームの中で私たちは、キャラクターとして存在して人生を送っている

という考え方です。
(ここから「シミュレーション仮説」とします)

これは証明されているわけではなく文字通り仮説なので
正直、本当か嘘かどうかもわからないです。

だけど、これってすごく面白い世界観だと思いませんか。

この考え方に出会ったとき、私は小躍りしたくらいでした。

私にとって、それが本当か嘘かというのはあまり重要ではなく
この考え方って、人の悩みを半減させうる可能性がある視点ではないか!?
そんな風に感じたのですね。

もう少し説得力をもたせるために
色んな方々が似たようなことを言っているので
それをご紹介します。

スティーブ・ホーキング博士
「私たちがシミュレーション現実の中でいる確率は50%」

アインシュタイン
「非常にしつこいものではあるが、現実は幻想にすぎない」

イーロン・マスク
「我々がシミュレーションの中にいない確率は数十億分の一」

仏陀(ブッダ)
「あらゆる現象は、本質的に存在するものではなく
 鮮明な鏡に映る姿のようなものである」

これがシミュレーション仮説のことを言っているかどうかはさておき
みんな同じようなことを言っているように感じませんか。

また、世界の名だたるノーベル賞をとった科学者たちも
最後の最後に「何か大きな意識」を宇宙に感じるというところに達する人が多い
ということを以前聞いたことがあります。

そうじゃないと宇宙や人間を説明できないから、ということらしいのですが

なぜこの世が成り立っていて
なぜ人間がこんな精密な機能を兼ね備えているのか
これについてはまだ解明されていないそうです。

また、緻密な秩序によって成り立っている人間については、
自然発生的に作り上げることは無理だとも証明されているらしいです。

(この分野については、全然詳しくないので参考程度に。
 興味のある方は調べてみてくださいね。)

たとえば、腕時計のパーツを置いていたとしても腕時計にならないですよね。

同じように、人間を構成しているパーツを全部揃えたとしても
それらが自然発生的に人間を作り上げることは不可能ということらしいのです。

だから、私たちがこういう形で生まれているのは
何かしらの意図があると思わざるを得ない。

ということは、宇宙が生まれたのも、人間が生まれたのも
何かしらの意図があったのではないか。

そう考えると、
この世は何者かが作ったシミュレーションゲームではないか
という仮説にたどり着くわけです。

実は私は今まで、この仮説のことをあまり伝えてこなかったんです。

それは受け取った人たちの反応が
「面白い」「残念」に反応が二分化してしまう可能性があるから。

私のように面白がってテンションが上がる人がいる一方
がっかりする人もいると思うんですよね。

でも、なぜ今これをあえて伝えているかというと

「この世が、未来人が開発したゲームだとしたら・・・?」

そう考える感性や感覚が、これから生きていく上での希望になる人がいるはずと感じているからなんです。

もしこの世が、未来人が開発したゲームの世界だとしたら・・・

そのゲームのなかで
あなたは何を体験し、どんな人たちと出会い
どういう人生を送るように設定したいですか。

こう考えると、今の視点からしか見えていない景色が
違った見え方をするかもしれないし
可能性を広げてくれるかもしれない、と考えているんです。

名だたる著名人たちが、何か見えない意図が働いているように感じたのは
きっと物事を極めていき、どんどん視点を上げていった先で感じた何か。

この世がゲームどうかはおいておいても
その感性こそが今求められるのではないかとも感じています。

タロットはイースターエッグ

このシミュレーション仮説が私にとってすごく魅力的に映ったのは
私が元々ゲームクリエイターだったから、ということもあると思います。

今でこそ占いを使って様々な活動をしていますが
その前は、比較的大きなゲーム会社で
朝から晩までゲーム音楽を作っていました。

その時に色んなクリエイターの方々と接して
「ゲーム開発って神様みたい・・」
と思っていたのです。

ゲームという仮想現実のなかであれ
世界観丸ごと一つの世界を作り上げてしまう。

そして、そこにはプログラマーやクリエイターたちの
ゲームに驚いて楽しんでほしい!
そして、ゲームをクリアしてほしいという
純粋な願いが込められている。

「これは神様や!」と。

こういう背景があるので、もしこの世が仮想現実だとしても
個人的には「思いっきり楽しみます!」くらいに感じてしまうんですね。

じゃあ仮に、この世が未来人が開発したゲームの世界だとしたら・・・
と私なりに思いを巡らせてみたのです。

そうすると「この世のイースターエッグは何だろうか?」
という双子座的な疑問が出てきました。

イースターエッグとは、開発者の作った”隠しコマンド”のことなのですが
プログラマーの人たちが遊び要素として、ゲームに必ず入れるものなんです。

そこに重要なものが隠されていたりする。

そして、開発者の純粋な祈りや願いも
隠しコマンドに乗せられているとも感じています。

じゃあ、この世のイースターエッグって何だろう?と考えた時

※ここから、完全にまゆちん仮説です。

占いがそれ(イースターエッグ)にあたるのではないか!
という考え方にたどり着いたのです。

そう考えると、楽しいだけでなく色んな辻褄があうんですね。

とりわけ、特にタロットはその要素が強いと考えています。

占い=イースターエッグと考える理由

占いがイースターエッグだと考える理由は色々あるのですが
そのなかでもタロットについて語るとすると

タロットって実は、
もともと占いのツールとして作られたものではないんです。

今でいう心理学が発達する、もっと前から
人間の意識の成長の姿とか、人間の意識の次元とかを
なんとか表現しようとして作られたものなんですね。

それは何もデタラメに作られたわけではなく
「生命の樹」という思想が前提となっています。

(生命の樹については、かなり抽象的な概念で
説明すると長くなるのでこの記事では簡単に)

簡単にいうと、生命の樹とは

・ビックバンからの量子のゆらぎや、拡大収縮のさま
・意識(量子)が地上に降りてきて現実化する過程など

を説明することができるものなのです。

参考までに、生命の樹はこんなもの

生命の樹 まゆちんアメブロより

ちょっと壮大な概念なのですが
こんな風に宇宙の中の真実を
追究するために生まれたツールでもあるから
こそ

タロットが、この世というゲームのなかでの
イースターエッグっぽいな、と感じてしまうのです。

また、占いって隠されたところにあるイメージもありますよね。 

万人に必ず必要なわけではないけれど、
ちょっと占いを知ることで楽になることがある。

私は現場でそれを実際に見てきましたし
一般的に雑誌やテレビなどで取り上げられる
今日の星占いなども、楽しみ要素やお守り的な要素もあったりしますよね。

見つけても見つけなくてもいい
見つけられる人が見つけるもの

例えるなら、子供の絵本のような
真実を語っているけれど、手軽に扱えるもの

だけど、それですべての具体的なことは分かるわけではない
そんな存在ですね。

イースターエッグって楽しくないと
もはやイースターエッグではないので

こんな風に手軽に楽しめるツールとしても
タロットなどの占いってその要素を兼ね備えているなと感じているわけです。

ゲーム開発者と対話できる

※ここまで、仮説の上にさらに仮説を重ねておりますが
はじめにお伝えしたように
あくまで捉え方の一つなので「そう考えると面白いかも!?」
くらいの軽いノリで続きを読み進めていただけると嬉しいです。

さて、シミュレーション仮説を前提として、
タロット(占い)がイースターエッグだと考えると
もう一つ良いことがあるんです。

それは、ゲームの開発者と対話ができるのがタロットだということ。

先ほど
宇宙や人間って自然発生的には生まれない
という話をお伝えしました。

宇宙も人間も、何らかの意図が働かないと生まれない。
ということは、宇宙の誕生も人間の誕生もプログラムされていたとしか思えないんですよね。

宇宙や人間がそうであるなら、人間が歩む人生についても
何かしらの意図が働いている

つまり、人生っていうものにも
何かしらプログラムがあると考えることになります。
(科学的にどうかはさておき)

だから
私たちの魂や存在も「これをやる」と多かれ少なかれプログラムされていて
プログラムの方にいった方がスムーズにいくとも考えることができるんですね。

でも、ですよ
私たちには意思があるから
プログラムじゃない方に行くこともあります。

仮に、シミュレーション仮説に生きているとしても
振る舞いを決めているのは一人一人の意思と選択です。

プログラムと違う方向に向かっていくと
おそらく上手くいかない場面に遭遇することが多くなります。

「なんで上手くいかないんだ!」
「無理なら無理といってくれ~」
と天に向かって叫びたくなるようなときも出てくるでしょう。

もう、どうしようもなく二進も三進もいかないときに
何かにすがりたくなったり、その理由を知りたいと思う

そんなとき
その理由を知るためにタロットというツールが使えるんです。

確かに真実をついているけど
遊び心のある、絵本みたいなヒントを
タロットは私たちに見せてくれるのです。

それが開発者と対話をするようなものだと私は感じるわけですね。

言葉を変えるとタロットはチート級になれるツール、とも言えるわけです。

掴みどころのない人生を、掴みどころのあるものに変えていく。
それがタロットとか占いの役目のようにも感じています。

まとめ


今回の内容をまとめると

・人生は仮想現実という仮説がある
・この仮説を採用すると、タロットなどの占いは隠しコマンドなのかも…?
・だとすると、タロットはチート級になれるツールでもある

今回書いた内容は
シミュレーション仮説もイースターエッグ説も
人生や占いについての一つの考え方や捉え方の提案です。

なので、はじめに書いたように”正解はない”と思っています。

一人一人が自分なりに判断をして選択をしていく
そして、個人の世界観を作り上げていくことが
いま私はすごく必要だと感じているんですね。

そうすると
世の中で語られていることを
自分の目で確かめてみるというスタンスも生まれるし
何を真実として捉えるかを自分の中で選ぶこともできるようになる。

みんなが自分なりのスタンスを確立していくと
人生や世界はもっと豊かに創造していける可能性があると
私は考えています。

この記事で、そんな私なりの世界観が
少しでも伝わっていれば嬉しいなと思っています。

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