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「最強で強靭なメンタル」駐妻のマインドセット

「まゆこさんは最強で強靭なメンタルの持ち主です!」って言われた。
なぜそういう話になったかというと、退職して帯同した駐妻さんたちがよく陥る「アイデンティティクライシス」というものに私はなったことがないんだ、という話をしたことがきっかけだった。

駐妻さんの中には帯同して「仕事を失って旦那さんの付属品になったような自分」「東南アジア無理、帰りたい」などネガディブな気持ちになったりする方が多いらしい。

私はもうすぐベトナムに来てから6ヶ月経つが、そんな気持ちを一切抱くことなく、毎日ハッピーに過ごすことができている。そんなハッピー野郎な私のマインドセットを言語化してみたいと思う。

1.その国の良い面にフォーカス

新卒から転勤族だった私。20代女子でも縁もゆかりもない地方に容赦なく転勤させられて、3年半で7回引越しした。(笑)
電車が1時間に2本しか来ないとか、自転車に乗っていると突然蜘蛛の巣のトラップに引っかかるとか、まだ生きている豚や牛を乗せたトラックをしょっちゅう見かけるとか、とてつもなく田舎に転勤させられることが多かったけど、その土地を受け入れて生きる(大袈裟)しか当時はなかったので、どんな場所でも良い部分にフォーカスして受け入れられるようになったのだと思う。

実際に地方での転勤生活は自然は豊かで、ご飯も美味しくて最高だった!名古屋生まれ名古屋育ちの都会至上主義だった私の思いがけない変化だった。

なので、ベトナムに対してネガティブなところはあげだしたら本当にキリがないけれど、良いところもいっぱいある!と思っている。

円安でも物価はまだ安いと感じられる、なんでもデリバリーできる、車移動でどこでもdoor to doorの生活、ハウスキーパーさんがお掃除してくれる、ベトナム料理美味しい、日本食食べられる、日本のものも手に入りやすい…etc

2.人生100年時代、キャリアって組織に属して働くことだけではない

私は数年働かない時期があったって余裕だろうと思っている。
それは今は人生100年時代だからだ。長い人生、帯同なんてなくたって子育てや病気や介護、その他諸々の事情で数年休まなければいけない人がきっと沢山いる。これから人手不足になっていく時代、一度仕事を中断せざる終えなかった人たちを受け入れられない組織に未来はあるのかな、と思ってしまう。

そして、私は友人とyoutubeでキャリアインタビューをしている(急に宣伝)

キャリアコンサルタントの渡辺清乃さんにお話を伺った際に

「仕事って人生の一部にしかすぎない」
「家庭の都合で仕事を辞めましたっていう人がキャリアがないかっていうとそうじゃない」
「キャリアって人生」

そんなお話をしていただいた。

退職するまで、新卒から働いていた会社でしか社会人経験がないので、今までは「組織に属して働くこと」「働いた分お給料をもらうこと」それが「仕事」であり「キャリア」だと思っていたけど、決してそうではないんだと気付かされた。

ベトナムに来て、同じ境遇の駐妻さんたち出会う機会が増えたことも自分の視野を広げてくれているなと思う。

ベトナムに来てから出会った駐妻さんたちは、同じく初めは勤めていた会社を退職して帯同した方ばかりだが、今は日本の会社にフルリモートで働いている方、独立して自分でビジネスをされている方、「好き」を活かして教室を運営されている方、ボランティア活動やインターンをされている方、ベトナム生活を楽しんでいる方….

清乃さんのお話もインタビュー当時より今のほうがより実感して、理解が深まって、そして、共感できる気がする。

私も帰国後のキャリアに不安がないわけではないけど、うん、これが自分の人生だし、キャリアだし、今できることをやろう!と前向きに捉えている。

最後に…

色々語ってしまったけど、今まで暮らしてきた環境から離れて生活するって生きているだけで偉いと思うし、気持ちが落ち込んだり、ホームシックになったりしたってしょうがないと思う。でも、全ては自分がどう捉えるか次第だと思うので、せっかくの海外生活、共に楽しみながら過ごせる方が増えたらいいな♡


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