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離島留学

はじまりは、ほんのおもいつき。
どうせ「やだ!」って言われると思って聞いてみただけでした。

「ねぇねぇ、1年間だけ海がきれいな島の学校に転校してみるのって、どう?」

ムスメは人見知り・場所見知りの激しい超インドア派。わたしとオットの趣味に付き合わされて、毎年数回はシュノーケルに出向いているにも関わらず、最近やっとビーチ(砂の上)をひとりで歩けるようになったレベル感。プールでも顔を水につけられないまま10歳を迎えてしまった、そんなムスメの答えは、

「行きたい!」

え? マジで?
想定してなかったムスメの答えに戸惑うハハ。

こうして我が家の未来は思ってもみない方向へと舵を切っていくことになるのです。。。

多分。

わたしがムスメに勧めたのは種子島と屋久島で実施されている親子留学制度。離島留学ってやつですね。

安納芋の産地である種子島はロケットの島でもあります。最近だと「ロボティクス・ノーツ」とか「秒速5センチメートル」とか「宇宙兄弟」とか、種子島を舞台にしたアニメ等でも有名ですね。(どれも見てないんですけどね...)

離島でありながら最先端の技術に触れることのできる種子島の「宇宙留学」は教育に関心の高い保護者の間ではそこそこ有名で、実は密かなブームとなっています。

「留学」と言っても、対象としているのは島外在住の小学生(一部留学制度では中学生も)。種子島宇宙センターを有する南種子町では毎年数十名を「宇宙留学生」として受け入れていて、留学生は里親さんの元で暮らしながら現地の小学校に通うことになります。原則的には先着順で受け付けているものの、希望者全員が行けるわけではないほどの人気を誇っているとか。

そして、来年2017年度から宇宙留学にて「親子留学」制度が整いました。

原則1年間、親子で種子島に移住して現地の小学校に通うことができるんですって。人見知り・場所見知りの激しいムスメにもチャンス到来? 里親さんは無理でもわたしが一緒ならもしかして...という「おもいつき」が、これから起こるかもしれないいろいろな出来事の発端となりました。

多分。。。

でも、実は南種子町のおとなり、中種子町でも、そのまたおとなりの西之表市でも同様に留学制度が整えられています。中種子町の「たねがしま留学」、西之表市の「しおさい留学」。こちらは少しつっこんで調べて初めてその存在に気づいたので、認知度は宇宙留学に比べてあまり高くないのかもしれません。

そして同じく見つけたのが種子島のおとなり、屋久島の離島留学制度。こちらは3校の小学校で若干名の留学生を受け入れているそうです。そのうちの1校で親子留学が可能とのこと。ウミガメの放流がウリの屋久島「かめんこ留学」とか、わたしが行きたい。。。

と、ここまでがムスメに提案したまでのお話。

まだここから違う方向に舵を切っちゃいそうな今の状況については、また改めて。

photo:飛行機から見た石垣島

#育児 #教育 #種子島 #屋久島 #離島 #親子留学

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