![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127837757/rectangle_large_type_2_412ced53b5d988a57e0007f8bda362a4.png?width=1200)
Photo by
micosirop
神社参拝。手水舎で清めたあとは…
産土神社鑑定の真友花です。
手水舎での作法についてご質問をいただきました。
Q.手水舎で手を清めたあと、ハンカチで拭いてはいけないと聞いたのですが。
拭かない方がよい、
濡れた手の水は手や腕を撫でて染み込ませる、
と、私も聞いたことがありますが、
冬は、私は拭きます。
そのまま参拝したら、
手がシモヤケになりかねません。
春~秋は、拝殿までの距離や天候によって、
拭いたり、そのままだったり、いろいろです。
神社によっては、手水舎に
手ぬぐいをかけたハンガーなどを
設置している神社もあるくらいです。
(コロナ禍以降、設置をやめた神社も多いかと思います)
キレイなハンカチで水分を取るのは、
OKだと思います。
手水舎という、
手を清める専用の場所ができるまでは、
神社の近くの川で身を清める
というのが通常でした。
下鴨神社の手水舎の近くに流れる「奈良の小川」。
![](https://assets.st-note.com/img/1705404936750-qtm4f6pl66.jpg?width=1200)
ここで手を清めたあとは、私は手を拭きません。または軽く水分を抑える程度にします。
なぜなら、ここで清めると、
スーッと手に染み込んでいくのです。
神様のご神気が体に染み込んでいくようです。
乾いたあとは、まるで、
ご神気の手袋をしているような、
不思議な感覚があります。
昔はこのような場所で清めていたので、
拭うのは不要だったのかもしれませんね。
伊勢神宮内宮も、五十鈴川で清められます。
現代は、川で禊げる神社は少なくなりましたが、
機会がございましたら、川で清めて、
「清める」「禊ぐ」という本来の感覚を 感じてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?